上根 英嗣(かみね えいじ)
神戸医療福祉専門学校三田校
言語聴覚士科教員
今回は、言語聴覚士の専門学校を24歳の頃に通い、言語聴覚士として26歳の頃から働きだした経験がある上根先生に言語聴覚士を目指した経緯や仕事の内容をインタビューしてきました。
「言語聴覚士」という職業があることをご存知ですか?
言語聴覚士は何歳からでも目指すことができる医療・福祉職であり、
今までの経験を活かすことができる仕事です。
私 が、言語聴覚士を目指したのは、大学4年生の夏頃です。
きっかけは、大学在学中に参加したオーストラリアでのホームステイでした。
現地の方との生活で何気ない会話をしたとき、ことばがうまく伝わらず、コミュニケーションを取るのが難しい場面がありました。
その時初めて、
「自分の思いが伝わらないことや、他人の思いがわからないことはこんなにも孤独なんだ」
と感じました。
この経験から、コミュニケーションを支える仕事に興味を持ち、体験を生かせる仕事を探しました。
当時、心理学や医療、福祉にも興味があった私は、国家資格である言語聴覚士という職業があることを知り、大学卒業後言語聴覚士の専門学校に通うことを決意しました。
改めて言語聴覚士の魅力はどんなところだと思いますか?
ず ばり、「経歴・年齢・性別関係なく働くことが出来る」ということと、「今までの経験が活かせる」ところだと思います。
言語聴覚士が行う仕事は、椅子に座ってリハビリをすることも多く、体力や身体能力に関係なく仕事をすることができます。
関わる患者さんは、発達に遅れがある子どもや脳卒中や難聴から話すこと・聞くことに悩みを抱える方などです。
言語聴覚士は、そのような患者さんに対してコミュニケーション能力や食べる機能の回復や向上をサポートする職業です。
私は、患者さんの生活に関わることができ、リハビリでその方の人生を支えることが出来るところが仕事の面白だと思います。
私は、言語聴覚士として色々な職場を経験し、17年以上勤務してきましたが、どの職場にも、さまざまな年齢・経歴の言語聴覚士の方がいらっしゃいました。
患者さんをサポートするために、個性豊かな言語聴覚士がいることはプラスになると思います。
この記事をご覧頂いている方の中には、何か新しいお仕事を考えている方やスキルアップのため資格取得を考えている方などいらっしゃると思います。
皆様のこれまでの経験は、言語聴覚士という仕事のなかで大いに役立つはずです!
この機会に是非、言語聴覚士に興味を持って頂けると嬉しく思います!
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2021年 12月19日(日) 13:00~
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社会人という事もあり、周りは学生ばかりでないかとオープンキャンパスに参加する時に緊張しました。
実際に参加してみると、少人数制で一人ひとり親身になって相談に乗って下さい、自分の人生設計を見直しながら、将来の事についてじっくり考える事ができました。
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参加者/20代男性/言語聴覚士科3年生