みなさんこんにちは!
今年度4月に開講しました、社会福祉士科の教員の下林です。

これまで高齢者施設で働いていました。それ以前は建材の営業職で、福祉業界とはほとんど縁のないところで働いていました。
ではなぜ、福祉業界なのかと言いますと…
そんなほとんど縁のなかった仕事で高齢者施設に訪問したことがきっかけです。そこでは製品のアフターフォローに行きました。特別養護老人ホームだったと思いますが、その当時は知識がなく、ドアの修理が終わったときに高齢女性が歩いてこられ、「ありがとう、ご苦労様」と言われました。
今思えばその方は認知症の方だったのかもしれませんが、何度も何度もお礼を言って来られました。営業職として数字を追いかける日々で、知らない土地で仕事をしていたこともあってしんどかった時期でもありより一層お礼を言われたことが心に響きました。
その後、自分の祖母が入院したり、老人ホームに入居したこともあって福祉業界のことを意識しだして…という感じです。
神戸医療福祉専門学校須磨校(当時)社会福祉士科を卒業してから約20年、高齢者施設を3か所ほど経験し、神戸医療福祉専門学校に戻ってくることになって自分でも驚いています。
現在福祉業界はほとんどのところで人材不足が言われています。その中で自分の経験してきたことを多くの人たちに伝えることができればと思い、今回教員になろうと思いました。
気が付けば福祉業界に関わってだいぶん経ちますが、対人援助職は多くの人と関わりあい、笑顔にできる仕事であると思っています。そのような素晴らしい仕事を目指す多くの学生の皆さんのために、一生懸命にがんばっていきたいと思います。
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