こんにちは!作業療法士科教員の田村です。
本日、作業療法士科1年生を対象に「健康科学」の授業を実施しました。
今回のテーマは柔軟性の変化、特に開脚の可動域に注目しました。
■ まずは現状チェック
授業のはじめに、各自で開脚の角度を測定しました。
「思ったより開かない…」
「左右差がある」
「骨盤が後ろに倒れてしまう」


自分の身体の特徴を実感する様子が見られました。
■ 簡単なストレッチを実施
その後、開脚に関わる筋肉にアプローチするストレッチを行いました。
今回意識した主な筋肉は以下の通りです:
内転筋群(太ももの内側)
殿筋群(お尻の筋肉)
これらの筋肉は股関節の動きに大きく関与しており、特に硬くなると脚を外に開く動きを制限する要因となります。


▶ なぜ柔らかくなると開脚しやすいのか?
内転筋が柔らかい
→ 股関節を閉じる抵抗が減る
→ 脚をスムーズに外へ開ける
殿筋が柔らかい
→ 股関節周囲の動きが滑らかになる
→ 骨盤の動きが安定し、開脚姿勢が取りやすくなる
つまり、この2つの筋群の柔軟性が向上すると、可動域の制限が減り、無理なく開脚できるようになるのです。
■ 再測定で変化を実感!
ストレッチ後に再度開脚を行うと…
「さっきより開く!」
「床に近づいた!」
「力を入れていないのに広がる」


といった声が多く聞かれました。
短時間の介入でも、筋の柔軟性を高めることで可動域が変化することを体感できたようです。
■ 学びのポイント
今回の授業で大切にしたポイントは以下の通りです。
可動域制限は関節だけでなく筋の影響が大きい
筋を適切に緩めることで、即時的な変化が生まれる
自分の身体で体験することで理解が深まる
■ まとめ
今回の健康科学を通して、学生たちは
「身体は変わる」「評価と介入はつながっている」
という作業療法の基本的な視点を体験的に学ぶことができました。
今後も、自身の身体を使った学びを通して、臨床につながる視点を養っていきます。