精神保健福祉士へのキャリアチェンジや再進学をご検討中の皆さんへ。今回は、本校の卒業生であり、現在は現場の最前線で活躍しながら母校で教鞭を執られている窪川先生にお話を伺いました。
精神保健福祉士を目指された原点や、現場での相談支援で実感しているやりがい、本校での学びの魅力、そして新しい道へ一歩を踏み出す方々への温かいメッセージを頂きました。ぜひ最後までご覧ください。
1.現場10年のキャリアと母校で担う私の役割
皆さん、こんにちは。本校の精神保健福祉士科で講師を務めております、窪川です。

私は2016年に神戸医療福祉専門学校を卒業後、大阪府寝屋川市にある三家クリニックに就職いたしました。医療福祉相談室で4年間、現在はデイケアで6年間勤務しており、現場での支援に携わって10年になります。
日常の業務では、外来患者さんへの相談支援や訪問・電話相談、デイケアプログラムを通したリハビリテーションなどに携わっています。また、昨年度からは私の母校でもある本校の精神保健福祉士科にて「精神障害リハビリテーション論」の科目を担当しています。
2.ボランティア体験が原点。「人の人生」に深く向き合う
私が精神保健福祉士を目指すきっかけとなったのは、大学時代に東北へ震災ボランティアに参加した際、被災された方々のさまざまな想いに触れたことです。目に見えない繊細な心の面に寄り添い、丁寧に向き合うには専門性が必要だと感じました。また、心理面だけを対象にして待ち構えるのではなく、自分から声をかけ、手を差し伸べ、生活全般についても一緒に考えられる人になりたいと思い、精神保健福祉士を選びました。
現在は、患者さんそれぞれの人生に触れ、喜怒哀楽を共にしながら、その人らしい生き方や生活を一緒に考える日々です。以前は希死念慮や自己否定の強かった方が、関わりの中で生きる希望や意味を取り戻し、人や社会の中で生き生きとご自身を発揮していく姿をたくさん見てきました。そうした変化や、人の可能性を感じる瞬間に大きなやりがいを感じます。最近では、「一番辛い時に、一緒に歩んでくれてありがとう。今すごく幸せです」と満面の笑みで涙を流して手を握られたのが、とても嬉しく印象に残っています。
心身の病気にしろ災害にしろ、人生には大切なものやそれまでの人生を失い、絶望することがあります。その悲しさや辛さに寄り添いながら、それでもその人の人生の希望を失わず回復を共にする。もちろん大変なことも多いですが、これほど「人の人生」に深く向き合える仕事はないと思います。患者さんとの関わりを通して、私自身も人間として成長させてもらっています。
3. 人と人の関わりの価値と、本校で得た一生の仲間
精神保健福祉士は、これからも医療・福祉だけでなく、行政や企業、災害支援など、さまざまな分野で必要とされる存在です。AIに相談することが身近になった今だからこそ、人と人との関わりの中でしか生まれない支援もあると感じています。一緒に悩み、考え、笑い、自分の未来を信じて共に歩んでくれる人。精神保健福祉士は、そんな存在だと思います。
そうした現場での実践や人と人との関わりが重要となる仕事だからこそ、この学校で志を共にする仲間と支え合いながら学び、1年で現場に出て実践できてよかったと感じています。先生方も親身になって勉強や進路の相談に乗ってくださり、感謝しています。また、同級生とは10年経った今でも交流が続き、私にとって一生の財産です。
4. 自分自身が資本となる仕事。人生経験を大切に
私自身、最初は精神保健福祉士という仕事が自分に務まるのか不安でした。でも、たくさんの人に支えられ成長させてもらいながら、今はとても充実した日々を過ごしています。
精神保健福祉士は、自分自身が資本となる仕事でもあります。これまでの人生経験も大切にしながら、自分自身を磨き、大切にされてください。いつか一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
新しいキャリアへ一歩を踏み出したいあなたへ
窪川先生のインタビュー、いかがでしたでしょうか? 患者さんの人生に深く寄り添う精神保健福祉士のやりがいや、本校の温かい雰囲気が少しでも伝わっていましたらうれしいです。
神戸医療福祉専門学校では、大学を卒業された方や、社会人・既卒の方々の「新しい仕事に挑戦したい」「もう一度学び直したい」という想いを全力でバックアップしています!
「自分にも目指せるかな…」「働きながら学べるのかな?」と気になった方は、ぜひ精神保健福祉士科のオープンキャンパスに参加してみませんか?個別相談や学科説明を通して、あなたの疑問や不安にスタッフが丁寧にお答えします。
まずは無料の資料請求(パンフレット)から、新しいキャリアへの一歩をスタートしてみませんか?皆さまとお会いできるのを、スタッフ一同楽しみに待っています!