こんにちは、作業療法士科の入学事務局です!
さて、本日のブログはタイトル通り、
作業療法士・看護師・介護福祉士3職種比較!

でございます◎
最近、作業療法士の資料を請求してくれた方とお話している時に
「実は介護福祉士と悩んでて…」「看護師も検討中なんですよ~」
こんな声をよく耳にします。
作業療法士、看護師、介護福祉士、どれも人の生活をサポートするお仕事ですね。
それぞれ、なんとな~く「働く場所が違う!」「対象者の年齢層が違う!」などは分かるぞ、と。
でも、
「漠然としたイメージはあるけど、細かいこと全然分からん…」
と。
こう思っていらっしゃる方、結構多いと思うんですよね。
そこで今回はこの3職種の違いについて細かく比較してみました。
職種迷いの方は必見ですよ~!
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★仕事内容
まずはその仕事内容。似たようなイメージはあるけれど、具体的にどう違うのでしょうか?
・作業療法士
障がいを持ちながら(障害を改善しながら)活き活きとした生活が送れるように日常生活における活動などの生活行為の向上を目指し、こころとからだを元気にするリハビリテーション専門職。
ストレッチ・移動などの運動を用いた活動、パソコン操作や計算などの仕事・学習活動、絵画や音楽等の創作活動など、さまざまな活動を通してリハビリを行う。対象は幅広く、子どもから高齢者まで、身体も精神も支援する。
・看護師
医師の指示のもと、診察を補助し対象者に寄り添いながら支援する専門職。
血圧や体温・脈拍等の測定、診察の補助、食事や入浴等の身辺看護、多職種とのカンファレンス(治療の方向性等を決める話し合い)などをする。
・介護福祉士
対象者の身の周りのお世話をする専門職。
病院や施設で入院されている対象者の状態に合わせて、その方ができない日常生活動作(排泄、食事、着替え)などを援助する。
日常生活動作の介助、レクリエーション(季節の催し・集団での歌や体操などの提供)の計画・実行、ナースコールの対応などをする。高齢者や障がいを持つ方が主な対象。
☆POINT
作業療法士は「できないことが少しでもできるよう支援する」のに対し、
介護福祉士は「代わりに身の回りのお世話をする」仕事。
また、看護師は「入院している対象者に対し健康管理や身の回りのお世話をする」仕事です。
★勤務形態
・作業療法士
ほとんどが日中業務(一部で早出・遅出勤務あり)
・看護師
日勤、早出、遅出、夜勤など
24時間365日配置が基本になるためシフト制の場合が多い
・介護福祉士
日勤、早出、遅出、入浴介助のみの勤務、夜勤など
☆POINT
作業療法士は日中の勤務がほとんどなので、
ワークライフバランスを重視したい方には向いていると言えるでしょう。
★求められる人材
・作業療法士
人と話すことが好き・物事を前向きに捉えられる・粘り強い・相手の立場に立って物事を考えられる・小さな変化に気づける・好奇心旺盛など
・看護師
傾聴できる・臨機応変に対応できる・体力がある・責任感が強い・スピード感をもって対応できる・いつ何時も冷静沈着でいられるなど
・介護福祉士
面倒見の良い、世話好き・いつも笑顔で穏やか・聞き上手で話し上手・人が好きで興味を持って観察できる・体力があるなど
☆POINT
どの職種にも共通項としてあるのは「人と話し、また聞くこと」が好きあるいは上手な方です。
対人援助職なので、対象者のことを知るためや精神面でのサポートをするためにもコミュニケーションを取ることが求められます。
また、看護師と介護福祉士は身辺のお世話をする必要があるので、対象者を抱きかかえたりといった力の要る仕事もこなします。夜勤があったりと身体的にも精神的にもタフさが必要になります。
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作業療法士・看護師・介護福祉士の違いをお伝えしました。
こうして比較すると、異なる部分も見えてきたのではないでしょうか?
給与、休暇日数、やりがい、適性…
働く上で自分が「何を大切にしたいか」を考え、納得のいく進路選択をしてほしいです。
オープンキャンパスでは介護福祉士・看護師と作業療法士の違いのお話も聞けますよ◎
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読んでいただきありがとうございました(*^^*)