みなさんこんにちは!入学事務局です。
今回のブログでは、この春入学された1年生の授業に密着してきましたので、その様子をお伝えします!

☆course content:基礎作業学
作業療法士科1年生がまず初めに学ぶこと、それは、作業療法士が「治療」の手段として使う「作業」についてです。
作業療法士の治療とは、折り紙、塗り絵、書道、音楽、編み物、陶芸・・・などの作業を行うことです。

「作業療法士の治療って遊びやん!?」
このように思われた方はいませんか??
作業療法士の治療って実は、遊びではないのです‼
治療とあげたものはそれぞれ、
・集中力はどれくらい必要か?(長い時間?短い時間?)
・腕や手はどれくらい動かさないといけないか?
・どのような姿勢で取り組まないといけないか?
など、作業によって必要な力は異なります。
作業療法士の治療で大切なことは、
ただモノを上手に作ることではなく、患者さんの症状が良くなるためにはどのような治療が良いかを選び、適切な治療を取り入れることが作業療法士にとっては大切なのです。
作業療法士が治療をしていくことで、最終的にはどのようになることが目標となるのでしょうか?
それは、患者さんが以前にしていたような普段通りの「生活」ができるようになることです。
立てるようになる、歩けるようになるだけでは、生活はできませんよね。
服を一人で着られるようになりたい!
お化粧やネイルができるようになりたい!
料理が出来るようになりたい! など

病気や事故によって動かすことが難しくなった身体と向き合いながら、患者さんがやりたい!出来るようになりたい!と思えることを治療の目的とします。
それぞれの治療の効果や必要な力加減を知っておく必要があるため、1年生では基本となる「作業」について学んでいくのです!
基本となる部分を座学で勉強したあとは、実践です!
(写真は昨年の様子です)



実際に自分で作るモノづくりの授業は、毎年人気の授業の一つです。
授業の様子はブログやInstagram・Twitterでも紹介していくので、是非チェックしてくださいね♪