NEWS&TOPICS

子どものリハビリもする作業療法士

作業療法士科/三田校

2023.2.17

こんにちは!
神戸医療福祉専門学校三田校 作業療法士科教員の山下です。
皆さんは金曜ドラマの『リエゾン-こどものこころ診療所-』をご覧になっていますでしょうか?

2月10日(金)に放送された第4話では、過度なダイエットを行い、
『摂食障がい』になってしまった女子高生が、
友達のおかげで、前向きに治療をしていくというお話でした!

この『摂食障がい』実は精神疾患の1つです。
食べる量がコントロールできなくなって暴飲暴食を行ったり、
逆に実際は痩せていたとしても自分は太っていると思い込んでしまう病気です。

即座に身体的に問題が現れるのではなく、心の面に苦しさを抱える摂食障がい。
そんな目に見えにくいこころの病気を唯一リハビリできるのが作業療法士です。

摂食障がいと作業療法士

今回の女子高生のように、摂食障がいを持った方は、
既に痩せ過ぎていて、身体的に健康に問題がある領域に達していても、まだ太っていると思い込んでしまっています。
「自分が病気である」ということに気が付かない方が多いことも、この病気の特徴です。

まずは、このような認識を修正していかなくてはいけません。
なぜ極端なダイエットや意図的な嘔吐をしてしまうのか、
そこに込められた心の状態を取り上げて治療を進めていきます。
その中で少しづつ問題を軽減し、適切な習慣を身につけたり、自分を認める心の成長を促したりする支援をしていきます。

業療法士が行うリハビリとは

今回、作業療法士という職業について初めて聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

作業療法士とは、病気やけが、もしくは生まれながらに障害がある人など、年齢に関係なく、日常の生活に支援が必要なすべての人が、「その人なりの、その人らしい生活」を送れるようになるために、「作業」を通じて支援していくリハビリ職種です。

今回の場合、作業療法士は摂食障がいの症状にとらわれず、楽しむ時間を提供したり、作業活動を通じて「できること」を少しずつ増やしていき、他者に認めてもらう体験や自己評価を高める機会を提供したりします。
そうして、少しづつ心が安らぐ時間や、自分を認められる時間を増やしていき、生活へ戻ることができるまでをサポートしています。

子どもや若い方を相手に作業療法を進めることも多く、親身になって支援していける作業療法士は社会的に需要が高まっています。

◇ ◆ ◇

いかがだったでしょうか?
心のリハビリについて、初めて聞いたという方も少なくないかもしれませんね。
子どもや若い方を相手に作業療法を進めることも多く、親身になって支援していける作業療法士は社会的に需要が高まっています。
作業療法士って素敵な仕事だなと感じてくれたなら嬉しく思います。

作業療法士科に興味がある方コチラをタップ!

作業療法士科のオープンキャンパスのご予約はコチラをタップ!


関連記事

CAMPUS

キャンパス紹介

中央校

Kobeiryo Chuo

0120-480-294

〒650-0015 兵庫県神戸市中央区多聞通2-6-3
TEL:078-362-1294

学べる学科

公式SNS

三田校

Kobeiryo Sanda

0120-511-294

〒669-1313 兵庫県三田市福島501-85
TEL:079-563-1222

学べる学科

公式SNS