こんにちは!
作業療法士科教員の大塚です。
今回は1年生の作業療法評価学総論という授業の中で行った、脈拍と血圧測定の実技授業を紹介します。
作業療法士も血圧や脈拍を測ります!

血圧や脈拍の測定を作業療法士がするの?
……と思う方もいるかもしれません。
実は、患者さんの身体は想像以上にデリケート。
少しのリハビリから調子が悪くなってしまう事も。
そうならないように、リハビリの前後いに血圧や脈拍を測定する事があります。

授業では、まず測定で使用する血圧計や聴診器などの各器具の名称とその使用方法を確認し、
さらに脈拍と血圧測定の一連の手順について講義を受けます。
授業では測定で使用する動脈の位置を教科書や資料で確認していきます。
「上腕動脈ってここ?」「上腕二頭筋腱の内側だよね」と
お互いの身体を使って確認!
このように机上で得た知識だけではなく、実際に実技を通して1つ1つ体験を積み重ねていくことで、
自分自身の技術になるように学習を進めていきます。
授業を通して、学生たちが解剖学に興味を持ち、作業療法士として必要な知識とスキルを確実に身に付けられるように、これからもサポートしていきます!