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【コウノトリ】秋のコウノトリレポート!

義肢装具士科4年制

2021.10.9

こんにちは、義肢装具士科のの川上(かわかみ)です!
授業やオープンキャンパス等を行う日々を過ごしつつ、先日、コウノトリの郷公園へ行ってきました!

6月の中旬ごろから、健側(残っている方の脚)が悪くなっていたコウノトリさん。
今回は、最新の様子を紹介したいと思います。

コウノトリの近況

7月頃から、健足にある足底の傷(褥瘡)の治療を優先させ、経過観察中だったJ0325(コウノトリさん)へ会ってきました!

夏はこの伏せの姿勢でした。

夏の頃は、伏せの姿勢が多かったJ0325ですが、今は健側が良くなってきたのか犬座での姿勢が増えたそうです!

犬座が出来るまで回復してきました!

片足だけで犬座をし続けても、健側に負担が掛かってくるので犬座用の義足を松本先生が製作しておりました。
(以前作った義足は、立って歩くための義足。犬座をする様には作っていないため、犬座用の義足が必要になってきます)

また、犬座によって、健足の接地部分にも体重がかかり傷になるのを防ぐため、松本先生がパッドを入れて対応しています。

義足とパッドで負荷を減らす事が出来る様に除圧できるような構造になっていました。
ただ、断端(切断面)に荷重がかかっているのか断端の形状変化が……。
ぴったりと合う義足を製作するために、再度、採型(さいけい)をしました。
採型とは、漢字のままに『型を採る事』。
今回は、春に行った様に石膏包帯を使って、コウノトリさんの脚の型を採りました。

▶▶採型(さいけい)って?詳しく知りたい時はコチラ!/義肢装具科ブログ

今回採った型を持ち帰り、コウノトリさんの脚のコピーを作る際に必要な陰性モデルを製作。

コウノトリさんの陰性モデル。左が健側、右が患側。

石膏包帯が固まると、この様な外側が出来ます。
この中に石膏を流しこみ、足のコピー(陽性モデル)を製作します。

出来あがった陽性モデルから今後、犬座用の義足や健側のパット製作をしていきたいと思います。

最近は大好きなドジョウをいっぱい食べていて元気はありました!
良かった!

これは大好物のドジョウ!

次回は10月中に様子を見に行く予定です。
次に会う時は少しでも健足が良くなっていてほしいです!



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