前期授業の振り返りWEEK!も、いよいよ最終回となりました。
こうして振り返ると前期だけでも内容の濃い充実した日々だったなと実感しますね。
ラストを飾る今回は、学生と講師が一緒になって大盛り上がりした『ボッチャ大会』についてご紹介します。
障がい者スポーツの授業を通して、ボッチャという競技を知った学生達から「やってみたい!」という熱い声が挙がったことをきっかけに、『第1回ボッチャ大会』を開催することになりました。
ボッチャとは
ボッチャという言葉はフランス語で「ボール」という意味。
麻痺などで身体をうまく動かすことが難しい人々のために作られた、ヨーロッパ発祥の障がい者スポーツのひとつです。
2チームに分かれて交互に投げた(もしくは転がした)ボールを、より目標へ近づけられるかを競います。
カーリングのように自分のボールを相手のボールにぶつけて目標から遠ざけたり、自分のボールにあてて目標に近づけたりと戦略も必要なスポーツです。
すべて手作りの大会準備
ボッチャでは、ボールはもちろん、専用のコートやボールを転がすための台(ランプと呼びます)が必要です。
学校には専用のものはない……ということで!なんと、学生たちで手作りをしました。
◇砂とビニールテープを使ってボール作り◇
◇段ボールを使ってランプ作り◇
自身の力でボールを投げることができない選手が、ボールを転がすためのランプ。滑り台のような形をしていますが、うまく作れるでしょうか?
◇専用コート作り◇
ボッチャ大会開始!!
準備万端になりました。いよいよボッチャ大会開始です!
二人一組のチームに分かれて、トーナメント戦を行います。
講師もチームに混ざり、計5チームの総当たり戦!優勝は誰の手に渡るのでしょうか!?
いざボッチャ!スタート!!
ここから順番にそれそれ手持ちのボール6個を、目標へ目掛けて投げていきます。自チームのボールをどれだけ目標へ近づけられるかが勝負です。
ボッチャは本来、車いすユーザーがほとんどの競技。
ということで、椅子に座ったまま投球も試みてみました!!
結果はいかに…
すべてのチームの試合が終了し、いよいよ結果発表。
激戦を勝ち抜いたのは…
この2人!!
素晴らしい投球を見せてくれました。二人ともおめでとう!!
表彰式では優勝賞品をプレゼントしました。
ここで終了。
……ではありません!!!
この日最も輝いていたのは誰だったのか。全員で投票して決めました。
そんな今日のMVPに選ばれたのは…
圧倒的支持率でした。彼にも景品をプレゼントしましたよ!
今回はポッチャ大会についてお伝えしました。
授業を通して知るだけではなく、実際にやってみることで、たくさんの発見がありました。
ボールの重さ、投げ方、戦術についてなど、身体だけでなく頭も使ったスポーツだということ。
何より想像の倍以上楽しいスポーツだということが分かりました。
終始全員で熱中した時間でしたね。
✦ ✦ ✦
✦ ✦ ✦