こんにちは!
義肢装具士科教員の山藤(さんとう)です。
今回も授業についてご紹介します。
紹介するのは、義肢装具士科4年制1年生の授業『義肢装具研究法Ⅰ』の中でも『足底圧計測器を用いての授業』についてです!
足底圧計測機とは…
読んで字のごとく、足裏の圧力を計測する機会のこと!
足裏の圧力がどのように分散しているのかを計測したり、
その情報を処理してバランスを計測したりする機械で、義肢装具士にとっては欠かせないツールの一つです。
本校では2種類の足底圧計測機を使用し、様々な義肢装具の評価を学べる様にしています。

今回は、決められたものを測定するだけでなく、
何を測定するのかを班に分かれて考えてもらいました。
とある班は『日常生活の疑問』からヒントを得て、
荷物を持った時のバランスに着目しました。
①何も持っていない時
②重いものを下の箱に入れた時
③重いものを上の箱に入れた時
の3条件で計測し、人のバランスの変化を計測していました!

他にも、ハイヒールでバランスを評価する班、くるくる椅子で回った時のバランス計測する班もありました!

義肢装具士は義肢や装具の作成だけでなく、
その人に合った作りになっているのかをしっかりと見極めていかなければならないお仕事です。
そのために、今回使った足底圧計測器のような機器を使用することがあります。
機器を使用することで得られる情報や、どんな場面で役に立つものなのかという知識を、学生の内から学んでいきます!
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