こんにちは。義肢装具士科4年制です。
1月もあっという間に終わりそうですね。。
しっかり体調管理をしながら、2024年も楽しく過ごしましょう!
今回のブログでは外部講師を招いての特別講義について書かせていただきます!
三田校では通常の授業以外でも、業界の最先端技術や高い専門性を学ぶ機会を多く設けています。11月は2つの特別講義をしていただけたので是非紹介させていただこうと思います♪
3年生のクラスには、装飾義肢で有名な佐藤技研様の佐藤様より「装飾義肢」について講義と実技を、
4年生のクラスには、川村義肢様の石田様より「Photo Trace(フォトトレース)」の講義をしていただきました。
佐藤技研様 装飾義肢
佐藤技研様は京都府で装飾義肢を専門に製作されている会社様で、全国の義肢装具会社からも製作依頼を受けておられます。
学生の間に装飾義肢を少しでも知って・触れてほしいということで今年度ご協力いただけることとなりました。
講義では装飾義肢についてや採型・採寸の際の注意点などを学び、実技では学生1人1人が手指の採型~陽性モデル製作までを体験させていただきました。普段は採型のときには石こう包帯を使いますが、今回はスライムのような材料を使い採型を行いました。
採型方法や陽性モデルの作り方など、普段とは違うところがいくつもあり、学生3年目のPO4-3の学生たちも新鮮な感じで楽しく体験していました☺
完成した陽性モデルは、関節のシワや指紋も転写されていて、記念に持って帰る学生が何人もいました☝🎁



川村義肢様 Photo Trace(フォトトレース)
義肢装具業界で最大手の川村義肢様で開発された技術を最終学年の学生たちが学ぶ機会をいただきました! 通常「長下肢装具」という装具を製作する際には、患者様の体表をペンでなぞり、身体の形状を紙に転写し、装具を作るために必要な数値を設計したトレースが必要になります。しかし、川村義肢様で開発されたPhoto Traceアプリを使えば、患者様の脚の写真を撮り、アプリで読み込めば簡単に設計が可能になります。使用する部品に合わせて適切な設計がされるため、トレース以降の作業を効率的に進めることができます。まずは講義でアプリについて学び、その後は学生たち自身で設計も行いました!義肢装具士は地道な手作業が多い仕事ではありますが、新しい技術も取り入れながら発展していっています!



年度によって特別講義をしていただける会社様や内容は変わりますが、三田校では義肢装具業界との繋がりを大切にし、学生期間でたくさんのことを吸収してほしい思いから、可能な限り外部講師を招いての講義を今後も続けていきたいと思っております!!
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