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義肢装具士の学生による実習☆片麻痺患者さんをモデルにした下肢装具の適合・歩行評価

義肢装具士科4年制

2024.6.28

こんにちは、皆さん☆

今回は義肢装具士4年制3年生の特別実習、下肢装具の適合・歩行評価の様子をご紹介します。今回の実習では、実際の片麻痺患者さんをモデルとしてお招きし、貴重な学びの場となりました。

実習の目的

今回の実習の目的は、義肢装具士を目指す学生たちが実際の患者さんに対して下肢装具を適合させ、歩行評価を行うことで、理論だけでなく実践的なスキルを身につけることです。患者さんの具体的なニーズを理解し、個別に対応する能力を養うことを目指しました。

準備段階

実習に先立ち、学生たちは講義やシミュレーションを通じて基本的な歩行や装具の知識と技術について学びました。特に、片麻痺患者さんの歩行の特性や装具の適合方法、歩行評価のポイントについて詳しく学びました。また、モデルとなる患者さんに選定するいくつかの装具についてその機能や特性を復習しました。

実習当日

実習当日、モデルとしてお招きした片麻痺患者さんが到着しました。学生たちは少し緊張しながらも、これまでの学びを活かすべく意欲満々です。患者さんとのコミュニケーションを大切にしながら、実習がスタートしました。

1. 患者さんの評価

まずは、患者さんの下肢の状態や歩行パターンを詳細に評価します。学生たちは、視診や触診を通じて筋力や関節の動き、バランスの状態を確認しました。患者さんの生活環境や日常の動作についてもヒアリングを行い、装具に求められる具体的な機能やサポートを明確にしました。

2. 装具の適合

次に、学生たちは適切な下肢装具を選定し、患者さんに装着していただきました。装具が患者さんの足にしっかりとフィットするよう、細かな調整を繰り返します。ここでは、快適さと機能性の両立が重要です。患者さんのフィードバックをもとに、最適な装具の適合を目指しました。

装具の適合が完了した後は、実際に歩行していただき、その評価を行います。学生たちは、患者さんが装具を装着した状態での歩行パターンやバランスを観察しました。また、歩行中の姿勢や足の動きにも注目し、装具が適切に機能しているかどうかを評価します。患者さんからの感想や要望も重要なフィードバックとなりました。

実習の成果

今回の実習を通じて、学生たちは理論で学んだ知識を実践に活かす貴重な体験をすることができました。患者さんと直接対話しながら装具を適合させ、歩行評価を行うことで、現場での柔軟な対応力やコミュニケーション能力の重要性を実感しました。

患者さんからも「学生たちが熱心に取り組んでくれて、とても安心しました」との感謝の言葉をいただき、実習が成功裏に終わったことを嬉しく思います。

まとめ

今回の実習は、義肢装具士を目指す学生にとって非常に有意義な学びの場となりました。実際の患者さんをモデルとしてお招きした実習を通じて、理論だけでは得られない貴重な経験と実践力を養うことができました。これからも、このような実践的な学びを通じて、学生たちがより高度な技術と人間性を兼ね備えた義肢装具士として成長していくことを期待しています。

最後になりましたが、ご協力いただきましたモデルの皆様に感謝申し上げます。

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