神戸医療福祉専門学校三田校の義肢装具士科4年制には、高校を卒業してからすぐに入学してきた学生はもちろん、大学生や社会人など、様々な人生経験を経て入学してきた学生も多くいます。
今回はその中の1人、美大を卒業してから義肢装具士科4年制に入学してきた中堂 渚さんにお話しを聞いてみました。

Q1.義肢装具士になりたいと思った理由は?

「小学生の時、図書室でたまたま手に取った戦争に関する本で、地雷を踏んで足を失ってしまった子どもがいることを知り、大きなショックを受けました。このような子どもを助けることは出来ないだろうか、そう思ったのが始まりです。それから義足という物があることを知り詳しく調べてみました。その中で“ファッション義足”の存在を知り、“私も作ってみたい!”と思うようになりました。当時はまだ義肢装具士という職業があること自体知らなかったので、ファッション=美大と思い、美術系の大学に行ってファッションやデザインについて学ぶことにしました。大学時代、より詳しく“ファッション義足”について詳しく調べる中で、義肢装具士という職業があることを知り、患者さんに合った義足を提供するためには国家資格が必要であるので、神戸医療福祉専門学校三田校の義肢装具士科4年制に入学をしました。」
Q2.入学から約1年半経って、今感じることは?

「美大での学びがとても活かされていると感じています。例えば、人の身体をデッサンすることがあったので、筋肉の付き方や、身体のバランスについてはよく観察していました。三田校に入学してからは解剖学など、身体の構造について学ぶので、医療系の勉強にもすぐに馴染めました。それから大学では彫刻を専攻したのですが、三田校の授業で使用する機材と同じような機材を大学時代も使っています。意外と美大と共通する点があるので、美大でも学んでおいて良かったと思っています。」
Q3.将来の目標は?

「先ずは義肢装具製作会社に就職して多くの経験を積みたいと思います。将来的にはたくさんの方に喜んで頂けるファッション義足を専門とする会社を立ち上げたいです。」
Q4.美術が好きな方々にメッセージを!
「手先が器用だったり、想像力を膨らませることだったり、美術の才能は存分に活かせる職業だと思います。就職に迷っている美大生のみなさんにも義肢装具士はオススメの職業です!」
中堂さん、ありがとうございました!
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