こんにちは。理学療法士科教員の大牧です。
今回は、理学療法士科1年生の実技試験直前リポートを行っていきます!
1年生も入学から約半年が過ぎ、授業もいよいよ専門的な内容になってきました。
その中の一つに、「理学療法評価学」という授業があります。
実は1年生は、来週に初めての実技試験を控えています。
今回は、初めての実技試験を前に、クラス全員を対象にした練習会の風景を紹介したいと思います。
今回の実技試験の内容は、「形態測定」と「関節可動域測定」になります。
これらの検査は対象の方の身体の状況を知るための方法の一つとして、基本的な検査法となります。
初めて使用する器具に苦戦しながら、徐々に検査方法の技術を身に付けている過程を見てみましょう。
まずは、今から学ぶ検査法について説明を行っていきます。検査法にも諸注意があり、それらを守りながら正確に行えるように知識を入れていきます。
学生たちの姿勢も真剣そのものですね。
こちらは、形態測定の練習風景です。上肢(腕)の長さを計測しています。
しっかりと骨の部位を確認して計測を行うことがポイントとなってきます。
こちらは、下肢(足)の関節可動域測定を行っている風景です。足は大きな部位ですから、関節の位置を固定しながら角度計を操作することに苦戦している様子です。
こちらも同じく下肢の関節可動域の練習を行っています。下肢の中でも股関節は動きの方向が多い関節なので、それらを覚えることも一苦労…!
指の関節可動域も測定していきます。手の指は物を持ったりつまんだりと重要な動きをする場所です。細かい部位になりますが、しっかりと検査を行う必要があります。
理学療法士にとって、対象者の身体の状況を知ることはその後の治療において、大変重要な情報となります。
その情報を正確に収集するためには、基礎的なことがしっかりと理解できていなければなりません。実技の時間でしっかりと練習するだけでなく、知識の面でもしっかりと勉強しています。
理学療法士科1年生のみなさん、しっかりと練習して、来週の実技試験ではベストを尽くして合格を目指してください!!