みなさん、こんにちは。
言語聴覚士科教員の今岡です。
1年生が見学実習を通じての「失語症の学び(当事者さんへの寄り添い)」を紹介したいと思います💫
神戸医療福祉専門学校三田校 言語聴覚士科では4年制という長い期間があるメリットを活かし、実際に対象となる患者さんと関わる授業を多く設定しています。
今回は、1年生が少人数に分かれて、三田市にある「トークゆうゆう」へ訪問してきました。

トークゆうゆうは、失語症者の方が働く就労継続支援B型事業所です。カフェの経営、オリジナル商品の販売などを行っています🥯

所長の田中加代子さんからは、トークゆうゆう設立の経緯や、失語症者との関わり方についてお話しいただきました。
「いつでも仲間に会える拠点が欲しい」という思いで設立され、現在は喫茶業務や作品展などの作業を行っており、実際に作品なども見せていただきました。今後も「障害があっても自分らしい生活が出来る地域に!」という思いで、失語症を理解してもらえるような「ことばのバリアフリー社会」を目指しているというお話しでした。
その後は、それぞれ自己紹介を行いました。学生は、それぞれ用意してきたものを用いて、自身の地元のことや、好きなことを話していました。


見学実習を終えての感想
🗣言語聴覚士になりたいという気持ちが、一層強くなりました。
🗣患者さんに「もっと話したい」と思ってもらえる言語聴覚士になりたいと思いました。失語症の方との接し方を学び、考えていきたいと思います。
🗣実習を通して、当事者さんと会話をする難しさや自分の自覚が足りなさがよく分かったので、これをバネにして次の実習に活かせるように頑張りたいです。
🗣人によって症状が違うということは学んでいましたが、実際に目の当たりにすると、臨機応変に対応することが大切だと思い知りました。

神戸医療福祉専門学校三田校 言語聴覚士科では、4年制のメリットを活かし、実習時間が豊富です。
1年生から患者さんと接し、4年間の中で多くの現場経験を積み、あらゆる患者さんに対応できる即戦力を身につけることを目指しています。
神戸医療福祉専門学校三田校 言語聴覚士科