こんにちは!入学事務局の岩嵜です
義肢装具士は、身体に障がいを持つ方々の生活を支えるために、義肢や装具を製作・適合する専門職です。
近年では医療技術や工学の進歩により、義肢装具の世界にも革新的な技術が次々と登場しており、非常に将来性が高い職業です
今回は、これから義肢装具業界で活躍が期待される分野をご紹介します!
〇筋電義手
筋電義手は、筋肉が動くときに発生する微弱な電気信号をセンサーで読み取り、その信号をもとに義手を動かす技術です。

日本での普及率は決して高くはありませんが、今後の発展が期待されている分野です。
義肢装具士は筋電義手のフィッティングや調整を行い、使用者が快適に使えるようサポートしています。
神戸医療では、筋電義手の会社といえばここ!と言われる
「オットーボック社」「オズール社」
の方から筋電義手についての授業を受けることができます

〇3Dプリンター
3Dプリンターは、設計データをもとに立体物を造形する機械です。

義肢装具の分野では、個々の身体に合わせた義肢を短時間で製作できる技術として注目されています。
これまでは全て人の手で行っていた製作工程を
1.身体の形状をスキャン
2.CADソフトで設計
3.3Dプリンターで出力
という流れで全てデジタルに置き換えて行うことができます。
筋電義手と同様、今後の発展が期待されている分野です
〇装飾用義手
人口ボディやエピテーゼとも言われます。
これは切断などにより失われた腕や手の外観を補うことを目的とした義手です。

パッと見ただけではこれが義手とは分からないですよね
東京にある愛和義肢製作所の方にお越しいただき、実際に指を製作する授業を行っています

他にも動物用の義足やスポーツ義足など、幅広い分野で活躍が期待されています。
義肢装具士の仕事は、単なる「ものづくり」ではなく、技術と人の力で患者様の生活を支える仕事です。
最新技術の導入により、より快適で個別性の高い支援が可能になっています。
しかし、こういった技術を正しく活用するためには、義肢装具の基本的な知識と技術の習得が欠かせません。
神戸医療福祉専門学校三田校の義肢装具士は全国で唯一の4年制専門学校です。
ただ国家資格を取得するだけでなく、4年間かけて義肢装具士の基本的な知識・技術に加えて今回紹介したような最新の技術も学びます。
業界で活躍できる、より専門性の高い義肢装具士を目指せる学校です!
義肢装具士の興味をお持ちの方はぜひオープンキャンパスで義肢装具士の魅力を感じてください