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【救急救命士科】消防学校へ体験入校!災害で人を助けるために重要なこととは?

救急救命士科

2016.5.20

こんにちは。入学事務局の居村です。

高校生のみなさんは、そろそろ中間テストの時期ですね。試験勉強ははかどっていますか?

 

さて、先日救急救命士科1年生が神戸市消防学校へ1日体験入校を行いました。

各自治体の消防に採用されると、まず6ヶ月間消防学校で初任教育を受けます。

消防学校とは、消防就職に採用が決まってから一人前の消防隊員になるための教育訓練機関なのです!

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今回の研修は、1日のプログラムで、指導教官から消防士として必要な基本の規律面・技術面・マインド面を学びます。

緊張の面持ちでオリエンテーションを受ける1年生のみなさん

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まずは、規律訓練からです。

ここでは、何が起こるかわからない災害現場で命を落とさないための、集団行動を学びます。

消防学校では、外で2歩以上歩くときは駆け足など、厳しいルールがあります。

今回は、消防士の集団行動の基本となる号令、敬礼、集合、報告など実践を学びました。

指導教官からは、熱の入ったご指導をいただいています。

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続いて、災害時における避難に関する映像を見せていただきました。

東日本大震災から得た教訓「自分から避難をすることの重要性」が分かりました。

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午後からは、起震車での地震体験、暗闇体験、煙体験を行いました。

例えば、震度7の地震が起こったときに、家具が床に固定されていないと机や椅子など横に大きくスライドし非常に危険なことがわかります。

災害が起こったとき、どのような危険性があるのか、どういった対処が必要なのか、「人を助ける」誘導員となるための体験ができました。

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続いて、ロープ結索や搬送のしかたを学びました。

体もやいや本結びなど、傷病者の救助で使える様々な結び方があります。

緊急時に体のみを使ってできる搬送や、布だけでできる搬送のしかたもあるのですね。

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実際に体を使って学んだ後は、頭を使う机上訓練を行いました。

グループにわかれて、配布されたカードをもとに話し合い、答えを導きだす訓練です。

頭を悩ませながら、意見を活発に出し合っています。

町で災害が起きたとき、どこで何が起きているか、バラバラな情報を集約して全体を把握してから指示を出すという災害時の考え方を学びました。

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1日を通じて様々な体験をさせていただいた1年生。

「規律訓練が、学校での入学前オリエンテーションで学んだことも活かせてパワーアップできたのでよかった!」

「ロープ結索が、こんなに使える技術があるのだと知れて印象的だった。」

「机上訓練は初めてで、頭を使って災害時の対応を学べて楽しかった。」

「規律訓練では班長として率先して活動する場面が多く緊張したけれど、いい経験になった。これからもっと頑張りたい!」

などの感想を聞く事ができました。

みなさんさらにモチベーションが上がったようです。

 

最後に指導教官から頂いたお言葉は「好きこそものの上手なれ」でした。

興味をもつことで、さらに成長できるということ。これからどんどん興味を広げ、たくさんの経験を得て、人の命を助けられるプロを目指して頑張ってくださいね!

 

 

 

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