こんにちは!入学事務局の馬本です。
本日は、卒業生インタビューの紹介です。2016年3月に本校の整形靴専攻科を修了された朴さんです。
朴さんは、三田校の義肢装具士科を卒業後、整形靴専攻科にて靴製作の技術や知識を深め、今は
義肢装具士の資格を持ちながら、機能性はもちろん、デザイン性にも長けた装具の製作をしながら活躍
されております。朴さんが何をキッカケにこの業界に入ることを決意され、今に至るのか、ご覧ください。
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① 義肢装具士を知ったキッカケ・目指し始めたキッカケは何でしたか?
短大を出て、一般企業で事務として働いていましたが、単調な毎日に疑問を持ち転職を考えました。家族全員が医療職だったので自分も医療の現場で働きたいと思い、医療職種を調べたときに義肢装具士を知りました。それからものづくり+医療というものに興味を持ち、義肢装具士を目指そうと思いました。
② 三田校義肢装具士科卒業後、整形靴専攻科を希望されたのはなぜですか?
義肢装具士科の2年生の臨床実習中に整形靴を履く患者さまを目の当たりにしたことがありました。そこで足に疾患を持たれている方が、見た目が普通の靴を履けていることに感銘を受け、装具としての靴にもっと可能性を感じました。機能性だけでなく、デザイン性も兼ね備えている靴の技術を追い求めて
いきたいと思うようになったんです。どんな足の方にも好きな靴、履きたいと思ってもらえる靴を履いてもらいたいと思う気持ちで整形靴専攻科へ入ることを決意しました。
③ 三田校義肢装具士科・整形靴専攻科で学んだことで今に活かされていることはありますか?その内容をお教えください。
義肢装具士の資格を取った上で整形靴技術を学んだことで、患者さまの身体の見方が随分変わったと思います。義肢装具士科では、義足だけでなく、もちろん全身の装具を製作するので、患者さまの身体全体を見ます。この知識があることで、今整形靴を製作する際に、身体全体の流れから足を見ることは意識していますね。足は身体全体を支えている部分。その関連性を必ず考えるようにしています。また、自分で
患者さまを見て、自分で製作し、直接お渡し出来ることはやはり大きな喜びです!装具としての靴に
決まった形がある訳でなく、自分の技術次第でデザインにも機能にもこだわっていける。さらなる高みを目指して患者さまに寄り添っていきたいと思います。
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朴さん、ありがとうございました!
朴さんが義肢装具士科在学中のときから強く思っている「どんな足の方でも履いてもらえる靴」を製作
できるよう、今後のご活躍をお祈り申し上げます。
本校では、このように義肢装具士科卒業後、さらに整形靴の知識と技術を高めるための整形靴専攻科が
あります。今後義肢装具士科を卒業予定でいらっしゃる方、現在義肢装具士として働いてらっしゃる方、ぜひ詳細をご覧ください。