こんにちは！入学事務局の馬本です。6月、雨模様が続きますが、
みなさん元気にされてますか？
さて、本日は整形靴科1年生の授業を取材しました。
「パターンデザイン」の授業です！
靴作りの全てのベースとなる、パターンデザイン。
本校整形靴科では短靴やブーツなど、基礎的な7つのパターンをこの前期にマスターしていきます。
使うものは鉛筆、定規、紙1枚。白紙の状態から始めて、
このような完成図を目指していきます。
定規には、細かい角度や長さが書かれており、これは靴の本場であるヨーロッパで作り上げられた伝統から最適な靴の基準として決まっているんです！
定規を軸に㎜単位まで見ながら線を描いていきます。
ここで大切なのが、実際の足の関節や骨に合わない作りにならないように、かといって、足の構造を意識しすぎて見た目が不自然にならないように。
このバランスが重要です。
また、細かい曲線は、定規を使わずフリーハンドで描いていきますので、
練習を重ねて慣れていくことが大切です！
この作業を繰り返し行うことで、確実に寸法のバランスをとれるようになります。
鉛筆書きが終わればペンで清書をし、完成となります。
さあ、ここからやっと靴作りのスタートです。
このパターンデザインをベースに、ミシンを使ってアッパー(靴の甲)を縫っていくのです！
前期にこの作業を繰り返し、後期になって始めて靴を完成させます！地道な努力が必要です。が、みなさん先生からアドバイスをもらったり、クラスメイトと相談しながら、時には先生のお茶目なジョークも入りながら(笑)
本日紹介した「パターンデザイン」の授業はオープンキャンパスで学ぶことができます。
6/21(日) 13:00～16:00
ご予約はこちらから★
