皆さんこんにちは。言語聴覚士科入学事務局です。
今回のブログでは、1年生の「実習日誌の書き方」授業をご紹介します 😀
言語聴覚士科1年生の授業では、昨年9月から週1回、デイリー(実習日誌)の書き方の授業をしてきました。
内容は、失語症の患者さまの訓練や検査の映像を観察して記録します。
それを毎週提出し、教員から全員添削をもらい、1症例につき3回ほど繰り返し添削と修正のやり取りをしてきました。
*失語症とは、自分の思いや気持ちをことばで表現することが出来なくなる、相手の言葉が聞こえてもそれを理解できなくなる状態のことです。
書き始めた頃は、見たことを写すことしかできませんでしたが、回を重ねるごとに、他の人が見ても何をして、どんな反応だったか分かるような記録が書けるようになってきたと思います!
【参加した1年生の感想】
・デイリーを書く練習をしてみて感じたことは、訓練に対する患者さんの反応をしっかり観察することだけでなく、その時の様子や表情を観察することも大切だということです。
最初は反応を観察することも難しく、ついていけませんでしたが、少しずつ表情や動きも観察できるようになってきました。その観察から、どうしてその様子が見られたのかなどさらに繋げていくことも難しかったので、もっと知識を増やして柔軟に考えられるようにしたいと思いました。
・同じ失語症タイプの患者さんで同じ課題を行なっても、ヒント呈示前後の反応が患者さんによって違っていたり、 デイリーを見返して行く中でわかったこともたくさんあったように思います。
実習に行って初めてデイリーを書くより、こうやって授業の一環でデイリーを書く練習をしておくことで、実習のデイリーを書くときに困らなくて済むと感じました。
また、書き方を忘れてしまっていても練習で書いたデイリーを見返すことで自分を助けてくれる道具になると思いました。
学生の皆さん、ありがとうございました!現場に強い言語聴覚士となれるよう、これからも頑張っていきましょう!
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