もともと日本では、精神障害者の社会復帰や地域参加を支援する制度が立ち遅れていました。それが近年法律が整備され、精神障害者への支援は「入院医療中心から地域生活中心へ」とシフトしました。
それに伴い、精神保健福祉士の仕事内容も医療と地域、職場、家庭などとの連携が重視されるようになりました。
精神の健康について基本的な考え方と精神保健学の役割や、精神保健を維持、増進するために機能している、専門機関や関係職種の役割について理解しなければなりません。
この授業は精神面での保健を体系的に捉え、対応策や予防策を見出していく学問です。見かけの問題点や、病気や障害だけにとらわれず、対象者をひとりの人として捉え、社会環境問題なども含めて総合的に学びます。
★授業の進め方
- テキストと併用して、最新のデータを用意します。
- 予習よりも復習に力と時間を注いでもらいます。
- 国家試験対策を主軸にしつつも、視覚教材やコミックも取り入れながら、より興味深くリアリティを追求した授業を心掛けています。
★先生からメッセージ
常にタイムリーな時事情報を取り込みながら、多様化・複雑化する精神保健領域における過去・現代・未来の課題と支援の在り方について追及していきます。
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