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【鍼灸科】鍼灸師が解説!! 身近な症状についてシリーズ⑧「足の痛み」

鍼灸科

2020.3.9

みなさんこんにちは!
神戸医療福祉専門学校中央校の鍼灸科教員 前田 見太郎です。

大好評の、鍼灸師が解説!! 身近な症状についてシリーズ!も
今回でいよいよ最終回となりました★
神戸医療福祉専門学校 鍼灸科の現場経験豊富な鍼灸科教員が、
よくある症状を厳選し記事にしました☆いかがでしたか?
最終回もお楽しみ下さい!

今回はスポーツに関する疾患から「足の痛み」についてご紹介します★

昨今、健康ブームや部活等でマラソンやランニングをしている人が
増えていると思いますが
こんな症状はありませんか?
朝、起きがけやデスクワークをしていて椅子から立ち上がった時に足裏に
ん?! ジンジンする・・・足1足2
痛みが・・・

これはランニング動作の繰り返しで起こる足底筋膜炎かもしれません。
オーバーユース(使い過ぎ)が原因とよく言われていて鍼灸院へ来る患者さんに多いです。

実は最近、高齢者でも足裏の痛みを訴える方が増えています。
“ふくらはぎ”付近の筋肉の柔軟性がなくなることや足裏の筋肉(腱膜)が弱ることでも起こるとも言われています。
激しい運動をしていなくても起こることもあるんです。

経験上、足底筋膜炎を訴えている患者さんの多くによく見られるのが扁平足です。
土踏まずを形成するアーチが低下しているため、歩行、ランニング時に衝撃を吸収しきれなくなり足底筋に痛みが発生すると言われています。

偏平足

適切な処置をしないとシンスプリントを引き起こすリスクが高まり、膝の内側や股関節、腰にも負担をかけてしまいます。 体のバランスも崩れることあります。
特に足を使うスポーツに限らず、腕を使うスポーツにも影響を与えてしまうのです。
図2図1

足が回内してしまうと腕の位置が下がる。
テニスであれば打点が低くなる。
トラック競技やゴルフなどでは踏ん張る力や踏み切る力が効かないなど影響を及ぼすことも考えられるのです。

足底筋膜炎・扁平足はアスリートのパフォーマンスを低下させる一つの要因です。
予防法はアスファルトの上を長時間、走らないとか、靴選びからインソールによる除圧など様々です。
しかし、これを見ている方々は多分、痛いんですよね
足裏が・・・
すねの内側が・・・
こんな時はすぐに鍼灸院へ行って下さい!と言いたいところですが、
みなさんなかなか行く時間がないときもありますよね。。

そんな時はセルフケアとしてまず安静とアイス・ヒートメソッドを
オススメします。
15分冷して10分温める(足浴がベスト)これを数回繰り返す。
ボールを使って足裏で転がすと気持ちがいいのですが、逆に痛みを強くするケースがあるので私はオススメしていません。
足底筋膜炎は単純ではないのでまず、整形外科でしっかりと診ていただいて日常的なケアとして鍼灸治療を受けるのがよいと思います。

是非、参考にしてみて下さいね☆

鍼灸院はケガや病気をしてからではなく、予防やメンテナンスとしても通えます◎ 鍼やお灸の力で体の中から健康を維持しましょう☆

IMG_3749

神戸医療福祉専門学校中央校 鍼灸科教員 前田 見太郎

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