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【鍼灸科】スポーツ鍼灸の学びについてby前田先生

鍼灸科

2021.12.12

  • スポーツ鍼灸の学びについて

こんにちは。神戸医療福祉専門学校中央校の鍼灸科教員の前田 見太郎です。

鍼灸は様々な競技を楽しむ幅広い方の健康維持増進のために利用されることは
もちろん、フィギアスケートの金メダリストである“アイス・プリンス”や、
サッカー界で“レオ”の愛称でバロンドールを7回も受賞したトップアスリートに至るまで、数多くのスポーツ界のトップアスリートも日々のコンディショニングやケア、治療に鍼灸を利用されている方がいます。

また日本スポーツ協会認定のアスレティックトレーナーの多くは鍼灸師の資格(はり師、きゅう師)を持ち、スポーツ選手の競技生活を支えています
(引用:日本のトレーナー実態調査2018)。

それぞれの競技には運動の特性があり、怪我が多く発生する部位やその症状に
ついても運動特性などが影響しています。

例えばサッカーは走る、ボールを蹴るというのが代表的な動きで、膝や足
(関節)首の怪我が多いと思われますが、意外と頭、首や太もも、股関節の
付け根付近の怪我も実は多いのです。その競技特性を理解していないと、
どんな怪我なのか、怪我はどの程度なのか?どんな施術をしてよいのか。
など判断がなかなか難しいものです。

神戸医療福祉専門学校中央校の鍼灸科では多くの競技の中から限定してスポーツ傷害の原因や治療について学ぶのではなく1・2年次に学習する解剖学
(体のパーツや構造)や筋肉や関節の動き(機能)を理解しながら身体全体を
触れる事でしっかり学習します。 

この知識や行為は鍼灸の一般的施術時(肩や腰が痛いや手足がしびれるなど)にも行う大切なことなんです。これは人を診る上での基本になります!

そして実際の様々な競技の中で走る、飛ぶ、ぶつかるなど共通動作のスポーツ
競技で活躍するプロの現場を鍼灸科の通常授業の中で実際に見学させて頂く機会があります。
例えば、ラグビーやバスケットボールなど

そしてスポーツ競技の身体の動きをよく観察して怪我がどのように発生するのか? また施術(治療)はどのようにしているのかを見学して“まず知る”、
そして“考える”を行います。

3年生になるとスポーツ鍼灸実技の授業の中でシミュレーションを行います。

模擬患者に対して、どう動かすと痛むのか? どこが痛むのか? なぜ、痛むのか?を考えどのような施術(治療)をし、競技復帰までのフォローをどのように計画するのかをしっかり考え行動できるようにしていきます。

鍼灸以外のスポーツ選手への様々なサポート(テーピングやストレッチなどなど)についても実際に行います。


少しでも興味がある方は、オープンキャンパスに参加すれば
実際に鍼灸科の先生のお話しを生で聞けますっ◎
体験授業では実際に鍼やお灸、テーピングなどができるので
是非ご参加下さい♬

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