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【鍼灸科】医療職種を目指す方に勉強のポイントを教えます!by王子先生

鍼灸科

2021.12.17

こんにちは!神戸医療福祉専門学校中央校 鍼灸科教員の王子由佳理です。

実は私自身が神戸医療福祉専門学校中央校の鍼灸科を卒業しています。
在学中は慣れない勉強の仕方に苦労した事ももちろんありました。ですので、
今在学している学生さんにも、これから医療職種を目指す方のためにも、
効果的な勉強のポイントをご紹介したいと思います。

まず、医療職種に就くためには「国家資格」が必要になってきます。
鍼灸師の場合、はり師、きゅう師という2つの国家資格を取得しなければいけません。

その為に専門学校で3年間(大学の場合は4年間)、必要な知識と技術を修得し、その上で国家試験を受験し合格する必要があります。

医療系の学校での学びは専門的な内容になってきます。
身体の構造や機能、病気について、鍼灸科だと東洋医学や経穴と呼ばれる
ツボの知識…。
難しそう、と思う方もいるかもしれませんが、自分のカラダについて学ぶのは
実はとても面白いことなんです。呼吸をする、ご飯を食べる、排便や排尿をする、当たり前のことですがその仕組みまで知っている人は少ないですよね?
「難しい勉強」と捉えるのではなく、「自分の身体」について知る!と考えると楽しみになってきませんか?

そうは言っても理解する・暗記をするといった学習作業は必要です!
そこで、記憶の定着を意識した学習方法をご紹介していきます。

①丸暗記ではなく理解→暗記に繋げる

 理解→暗記について私が担当する骨・筋肉・内臓・神経といった身体の構造を学ぶ「解剖学」を例にして説明していきます!解剖学では筋肉がどこの骨から
スタートしどの骨に付くのか(起始・停止といいます)を覚えていきます。
例えば肩をおおう筋肉を三角筋というのですが、丸暗記しても意味がないですよね。三角筋は肩の関節を動かす筋肉なので鎖骨や背中にある肩甲骨からスタートし、二の腕の骨である上腕骨に付く、また広げた時に三角形の形をしていることから三角筋と呼ばれる、といった知識があるとスムーズに頭に入ってきませんか?このように理由付けや理解、イメージした上でその単語を覚えていくと
記憶の定着につながります。

②書く、見る、声に出す、聞く をミックスさせる

 次に暗記の方法です。書いて覚える、見て覚える、それぞれ暗記の方法が
あると思います。私のオススメは書きながら声に出すことです。そうすること
で視覚的・聴覚的にも頭に入ってきやすくなります。声に出す作業はまわりに
人がいると難しいかもしれませんので、うまく組み合わせて学習していきま
しょう。

③繰り返し学習する

 最後に繰り返しです。1回で覚えた!もう忘れない!という人は少ないのではないでしょうか。学習を行う際に繰り返し②の作業を行うのはもちろんですが、時間をあけて再度同じ学習を繰り返すと記憶の定着率があがります。好きな漫画やアニメもキャラクターの名前も繰り返し見ることで覚えていきますよね。学習も同じです。夜に勉強をしたら次の日の朝に、お昼に、また夜に、と繰り返し
学習しましょう。神戸医療の学生さんをみていても授業を受けた後にノートまとめや暗記カードを作り学習に取り組む姿が多くみられます。ぜひ実践してみてくださいね。

医療職種につくためには勉強は必須です。少しでも効率よく、そして楽しく学習できるよう皆さん意識して学習に取り組んでくださいね。このブログが少しでも参考になれば幸いです。

●鍼灸科について詳しく知りたい方は→コチラ


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