鍼灸師になる為には、ツボの名前や位置、作用などを勉強するのは
もちろんですが、身体の機能についてもしっかり勉強します。
鍼灸師に興味がある人は、理学療法士などのリハビリ職にも興味がある人が多いです。鍼灸師ももちろん、リハビリについてしっかり学びます。
障がいによって痛みが出やすい場所や症状などを把握しておけば、
鍼灸治療で症状を和らげたり、リハビリをすることができます。
この日は、足に障がいがある方の歩き方について勉強しました。
足が不自由な方が階段を使う時は、比較的症状が良い方の足を上にします。
例えば、右半身に麻痺がある方だと、左足から先に階段を上ります。
降りるときは右足から、となります。
このように、身体の片側に麻痺がある場合は、麻痺がない方をよく使うので
とても負担がかかります。
股関節という関節には、歩く時には体重の3.4倍、ジョギングは体重の4～5倍、階段の上り下りにはなんと体重の6.2倍～8.7倍もの負荷がかかっています！
体重70㎏の人ならなんと210㎏～315㎏にもなります‼
このような身体の片側に麻痺がある方は、片側の足などに負担がかかり、
太ももの前やお尻の筋肉が張ってしまいます。
そのような場合に、鍼灸治療をおこなうことで筋肉を和らげたり痛みを
軽減ことができます。
病院や福祉分野、スポーツトレーナーとして活躍したい人は
とても興味がある授業ですね！
在校生の中でもリハビリテーションの授業は人気があります！
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