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【言語聴覚士科】様々な場所で働く言語聴覚士~歯科医院で働く

言語聴覚士科

2022.7.15

津田歯科医院勤務 言語聴覚士
森本 爽さん

(2021年度卒業)

Q.言語聴覚士として、歯科医院でどんなお仕事をしていますか?

歯科医院に来院される患者さんの中にも上手く言葉が話せない患者さんや、嚥下障害がある患者さんがいらっしゃいます。
言語聴覚士として、発音が不明瞭な患者さんに対して、舌の筋力アップをはじめとした発音の練習をしています。

また、外出が難しい患者さんの訪問診療に、歯科医師・歯科衛生士に同行する事もあります。
患者さんの喉の機能を診て、言語聴覚士として食事の形が患者さんにあっているか(刻んだ方が良いかや、とろみ等をつけた方が良いか等)、食事の際の体位等々のアドバイスをおこなっていきます。

成人だけではなく、小児の患者さんに対しても、食べる事や飲み込む事等の嚥下障害にリハビリやサポートを行い、様々な領域にチャレンジしていきます。
 

言語聴覚士がどうして歯科医院に?

名前と文字に示されている様に、言語聴覚士は言語・聴覚といったコミュニケーションにまつわるリハビリを行います。
また、それに伴い言葉を発する時に使われる口や喉、舌の動きのリハビリ、また嚥下機能(ものや水分をのみこむ機能)のリハビリ等も行っています。

そこで口腔内を扱う歯科医院で口腔ケアも含めて嚥下訓練や発音訓練を行う事も
歯や歯茎等の事は歯科医師や歯科衛生士が。
口(唇・顎)や舌、喉の動かし方や使い方は言語聴覚士が。
それぞれ別の医療職が協力し合い、患者さんによりよい治療やケアが出来る様になるスタイルも最近では普及し始めてきました。
(場所によっては、歯科医師と理学療法士・作業療法士が協力しあっている所もあります!)
 

……とは言え、言語聴覚士が歯科でちゃんと働けるの? 別分野ではないの?

言語聴覚士も歯科でちゃんと働けますし、口と口で繋がっているので別分野ではありません!

実は言語聴覚士の授業の中には、口腔ケアや歯の事について学ぶ授業があります。
臨床では言語聴覚士が嚥下機能のリハビリや食事介助の前に、患者さんの口腔ケアをすることも。
神戸医療福祉専門学校の場合は、実際に歯科見学も行っています。

これは実際に授業で使っている練習模型です!

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言語聴覚士科について詳しく知りたい時は、コチラ!!

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