みなさん、こんにちは。
前々回では、4年生の国家試験対策の取り組みをご紹介しました。
それに引き続き、国家試験当日の様子をお話したいと思います。
今年の第51回理学療法士国家試験は2/28に行われました。
試験会場は基本的に各地域に一箇所が設定されています。
実は、関西は…三箇所も試験会場があるのです!
毎年試験会場は変更されますが、今年は「大阪商業大学」、「大阪電気通信大学」、「大和大学」の三箇所でした(ちなみに他の地域の試験会場は厚生労働省のHPから確認できます)。
ということは、クラスメイトたちとバラバラに受験しないといけない可能性も…
そこは心配ありません!
試験会場は複数ありますが、基本的に受験の手続きを学校単位で行うので、全員同じ試験会場で受験する事がほとんどです。
今年の神戸医療福祉専門学校三田校の試験会場は「大阪商業大学」となりました。
会場が三つに分かれているとはいえ、かなりたくさんの受験生がやってきます。
他の受験生が賢く見えたりするようですが…
これだけ多くのライバルがいる!?
いえ、違います。
理学療法士の国家試験は学校の入試などとは違い、成績上位者が合格する試験ではありません。
午前午後あわせて280点の試験で、『合格点が取れた人、全員が受かる』試験なのです。
なので、周りにいる他の受験生はライバル、というよりも同志ですね。
ここで行われる試験は今までの学生生活を賭けた自分との戦いなのです。
しかし、みんなで協力して挑む事ができる試験、それが理学療法士の国家試験です。
今年の国家試験の合格発表は3/29の予定になっています。
この日に多くの桜が咲く事を、先輩理学療法士として願ってやみません。