ブログをご覧いただいている皆さん、こんにちは!
入学事務局の川上です(*^^*)
本日のブログは、義肢装具士科の授業の様子を取材してきましたので
そちらをご紹介したいと思います◎
この授業は、「障がい者スポーツ」について調べ、その内容を発表するというものです。
車椅子テニスやバスケットボールなど有名なものからアイススレッジホッケー、チェアスキーなどあまり知られていないようなものまで全7種類のスポーツについてグループで分かれて発表!
この日、車椅子ながらアクティブに活動される様子がとても素敵な
「現代のもののけ姫Maco」チャンネルのYouTuberこと「まこりん」さん、
そして新潟医療福祉大学義肢装具自立支援学科の東江学科長と須田先生も
お招きし、後ほど講評して頂きました(*^^*)
学校外の方が見ている中での発表ということもあってか、学生はとっても緊張している様子。
ドキドキの中、始まりました発表会!

司会はグループで交代ばんこ。
トップバッターのグループは、「車椅子テニス」についての発表です◎

授業はZOOMで行われました。
発表側と聴衆側は別の部屋に分かれ、画面共有機能で資料を映しながらお話。
○車椅子テニスについて○
車椅子テニスは1970年代にアメリカの元アクロバットスキー選手であるブラッド・パークスさんがケガで下半身不随になり、そのリハビリがきっかけで誕生したスポーツだとか。
ルールは通常のテニスと少し異なり、返球は2バウンドまでOK、サーブも1バウンドは可能などがあります。
クラスは、脊髄損傷、下肢切断等で下肢のみ障がいがある人が対象の男子・女子・ジュニアクラス。
そして「クァード」と呼ばれる、下肢だけでなく上肢にも障がいが出ている人が対象となるクラスがあります。クァードクラスの選手はラケットを手に固定することが認められています。
使用する車椅子は通常のものよりも車輪が八の字型に開いており、転倒防止用キャスターがついていたり、動きやすいよう背もたれが低めに作られたりしています(リンク先に画像が載っています ≪引用元:パラスポーツ【SPORTRAIT】- 車いすテニス≫)。
約25分の発表が終わり、質疑応答タイム。
聴いていた本校の学生さんたちも積極的に質問、質問!

お招きしたお三方からの鋭い質問に答えられないところもありましたが、新たな視点を得ることができました。
次のグループは「車いすバスケットボール」について発表!




各グループ、こんな感じでパワーポイントを作成。
調べたことについての質問により、より理解が深まった様子でした◎
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
さてさて、あっという間に全グループの発表は終了し、いよいよ講評です。

まこりんさんより↓
「厳しいことを言っていいのかどうか分かりませんが、今回の発表は少し残念でした…!
『義肢装具士になるために学ぶ人』だからこそ、『医療系専門学校の学生』だからこそ、周囲に専門家である先生がいるから先生方に聞く等ネットだけに頼らない調査方法があったと思うので、それをして欲しかったです。
今回質問されて答えられなかったところはしっかり調べて次に活かしてほしいです、発表お疲れ様でした」
須田先生より↓
「日常生活において、スポーツは健康増進の一環としてどんどん取り入れられています。それは障がいを持つ方も同じですね。
今回の発表で調べた内容に+αをして深く学んでいくと面白くなってくると思います。
義肢装具士科の皆さんとこの業界を盛り上げていけたらいいなと思いました、貴重な機会を頂きありがとうございました」
東江学科長より↓
「様々な障がいを持つ方がスポーツに参画してきている現在で、そのサポートができるのは義肢装具士です。
義肢装具士の卵として、「もしこうだったらどうなる?」といったように、もっと調べたことに疑問を持ってさらに深堀りし、学びを深めてもらった方が良かったと思います。
これからしっかり学んでいってくださいね」
厳しいお言葉もいただきましたが、貴重な機会にフィードバックを貰えたことで
学生さんは反省点を見出すことができました。
ここからさらに成長できるかは、この日の学びを活かしていくかどうかだと思います。頑張れ未来の義肢装具士たち…!
とはいえ、今日は緊張しながらの発表頑張っていたと思います!
学生さんたちが仲良く、和気あいあいとした雰囲気だったのも素敵でした◎
皆さんお疲れ様でした…!