「大好きなものづくりを通して、人の役に立ちたい!」そんな学生が集まる神戸医療福祉専門学校三田校の義肢装具士科4年制は就職率100%!
今年も就職内定が続々と決まってきています!
今回はその中から美術系高校出身の学生にインタビュー!

写真左:原田 さくらさん(大阪府立工芸高等学校インテリアデザイン科 出身)
川村義肢 株式会社(大阪府大東市)に就職内定!
写真右:増井 朱明さん(大阪府立工芸高等学校プロダクトデザイン科 出身)
株式会社 近畿義肢製作所(兵庫県神戸市西区)に就職内定!
Q1.義肢装具士を目指そうと思ったきっかけは?
原田さん「高校3年生になるまでやりたいことが見つからず、“何となく美大に進学かなぁ”と漠然と考えていました。高3の春、川村義肢の方が人権学習で高校に来られ、その時初めて義肢装具士という職業を知りました。その方が自分の仕事について、キラキラした表情でとても楽しそうに話されている姿を見て、“楽しく仕事をしている人ってかっこいい!”と思ったことがきっかけです。もう“自分がやりたいのはこれだ!!”って思いました。」

増井さん「中学の時はバレーが好きで、スポーツ系の高校に進学したいと思っていました。しかし大ケガをしてしまい、バレーが続けられなくなってしまいました。それでも“好きなことをして生きていきたい”という気持ちは変わらなかったので、絵を描くことが好きだった私は工芸高校に進学しました。母親が働いている障がい者施設に義肢装具士の方が来て車いすの修理をしているという話を聞いて興味をもったことがきっかけです。福祉用具や義肢装具について調べる中で『切断ビーナス』(義足で輝く女性たちの魅力をを発信している写真集)という本に出会い、衝撃を受けました。自分も好きだったバレーがケガで出来なくなってしまったけど新たにやりたいことを見つけることが出来たので、何かを出来なくなってしまった方がもう一度輝けるための力になりたいと思うようになりました。」

Q2.将来の目標は?
原田さん「最初は“ものづくりが好き”という気持ちから三田校に入学したのですが、身体の構造や様々な障がいに関する勉強を重ねる内に“その方に合った義肢装具を提案する”ということにやりがいを感じるようになってきました。将来的には高校で学んだデザインの知識や、三田校で学んだ義肢装具に関する知識や技術を活かし、新しい機能や新しいデザインを考案出来る義肢装具士になりたいと思います。」

増井さん「美術と最も異なる点は“綺麗なものを作る”ことが目的ではなく、“その方に合ったものを作る”という点です。実習でモデル患者さんに“増井さんが作ってくれた義足が一番フィットする”と言って頂けた時は本当に嬉しかったです。私は患者さんのためになれる義肢装具士になりたいと思っています。そしてその方が義肢装具を隠すことなく、見せて(魅せて)生活して頂けるようなデザインも工夫した義肢装具が作れる義肢装具士になりたいと思います。」

原田さん、増井さん、ありがとうございました!
