皆さんこんにちは。神戸医療福祉専門学校中央校で社会福祉士科を担当している尾﨑です。
今回は、社会福祉士の国家資格取得に際して、通学と通信の資格取得方法について情報提供を致します。
社会福祉士の資格取得を目指そうとした場合,国家試験の受験資格を取得するルートは12あります。
そのうち3コースは、4年制大学で国家試験の指定科目を修める、3年制又は2年制の短期大学又は専門学校を卒業して、相談援助の実務経験(1~2年)を積んで受験資格ができる、というものです。
福祉系以外の学部を大学・短大・専門学校で卒業された方が受験資格を得ようとすると、本校のような一般養成施設に入学する必要があります。
養成施設には通学制と通信制の両方があり、皆さんも選択に迷われるのではないでしょうか?
学校説明会で「なぜ通学制を選択されましたか?」と聞くと、よく返ってくるのは「一人で勉強するのはムリ」というお答えです。
確かに,通信制課程には①マイペースで勉強ができる,②毎日通学しなくても良い,③学費が安い―といったメリットがあります。毎日仕事やアルバイトが終った後、課題に取り組んでコツコツ勉強し、休みにはスクーリングに行く、といった地道な努力が苦にならない人には通信制は向いていると考えます。
しかし,通学制は
①同じ資格を目指すクラスの友達と協力・切磋琢磨できる。
②教員に何でも相談できる。
③卒業後もネットワークができる、というメリットがあります。
①については、公務員試験や国家試験を目指す時にはグループで連携することが重要です。出題される範囲が広いため、各自が得意分野をしっかり勉強し、お互いにわかち合い,学び合うことで効率の良い受験勉強ができます。
②、③については、通学制は、人と人の交わりが多くあります。入学した後、不安な時、勉強の方法が分からない時に頼りになるのは、教員や同じクラスの仲間でしょう!また、卒業後、就職してから「××病院に電話をすると、同級生の○○さんが出た」、「福祉士会の研修で〇〇さんと一緒になった」等の声を聴くことがあります。仕事の上でも繋がれる仲間と出会うことは、なんて幸せなことでしょう! このブログの読者の皆さんも,自分の適性を考えて、後悔しない学校選びをしてください。
このブログの読者の皆さんも,自分の適性を考えて、後悔しない学校選びをしてください。

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