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【作業療法士科】学内実習をのぞいてみた!part2

作業療法士科

2021.3.5

みなさんこんにちは!!神戸医療福祉専門学校三田校 作業療法士科 教員の田村です!

作業療法士科2年生、3年生の学内実習は現在も順調に進んでいます。

▲▲前半の内容は、こちらのブログをチェック▲▼

◆作業療法士は、〈子どもの分野〉〈高齢者の分野〉〈身体障がいの分野〉〈精神障がいの分野〉など幅広い分野で活躍することができます。今回の実習も学生が希望する分野毎に分かれてグループ分けを行い、実習を進めています。

身体障がい分野の実習では、患者様役として実際の現場での作業療法士として働いている高橋先生に直接指導していただきました。

なんと!!高橋先生は本校の卒業生でもあります。

高橋先生には右半身が自由に動かない患者様と同じ動きをしていただき、学生は現場にできるだけ近い形で、実際の作業療法士のように患者様に対応しました。

今回行った内容は、

・肩はどのくらい動くのか

・足や腕の麻痺(まひ)の重さはどの程度なのか

・手の触られている感覚はどの程度保たれているか

・服を着る、脱ぐはどのように行われているか

などたくさん実施しました。

↓まず、声掛けの位置、目線などを注意して患者様に接していきます。

↓肩の関節がどの程度動くか計測中です。肩を自分で動かしてもらうのと他人が(今回は学生)動かすのを両方とも測ります。

↓足の麻痺はどの程度なのか触診で検査します。

↓患者様の手に筆を使って触れていきます。どの様に感じるかを確認していきます。(何かを塗っているわけではありません)

↓右半身麻痺の状態での服を脱ぐ、着るをどのように実施しているか診ています。併せて、痛みや危険がないかも確認します。

↓全部終わると、まとめとして先生より指導とアドバイスを頂きました。

ほかにも血圧測定、筋力がどの程度保たれているか、日にちの確認、トイレ動作などたくさん実施しました。

学生からは、

「病院で実際に働いている先生に直接教えてもらって分かりやすかった」

「検査の重要性が改めてわかった」

「準備の不十分さがあった」

などの意見が多数でました。

今回の経験は次の実習や現場に出るときに糧となるでしょう。

コロナ禍の困難な状況の中、卒業生も学生も一丸となって良い実習をしようと頑張っています。これから身体障がい分野の学生は検査結果から患者様の治療内容を考えていきます。

またのお楽しみを!!

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