こんにちは。
作業療法士科教員の大塚です。
今回は作業療法士科3年生で学ぶ身体障害治療学実習という授業の一部を紹介します。
身体障害治療学って?
突然ですが、みなさんも日常の生活の中で目的の物を目で確認したり、手で実際に触れたりと、日々さまざまな感覚の情報を活用しながら生活していませんか?
作業療法士が担当する患者さんの中には、目が見えなかったり、麻痺があったり等様々な状況の方と多く出会います。
そして、リハビリを通して、感覚の障害に対する治療を病院などの実習先でも多く経験することになります。
今回は、感覚の障害に対する治療について教科書を参考に学んだ後に、実際に病院などで使用することもあるさまざまな治療物品を自分達の身体で体験します。


実際の授業はこんな感じです!
例えば、目を閉じて小豆の中から目的の物品を探し出す課題では・・・
「もう少し力を抜いて」「もう少し横かな?」など、どんな声掛けが相手に伝わりやすいかをお互いに共有しながら、実際に患者さんに実施するための一連の流れを経験します。
ということで、今回は、身体障害治療学実習ということで、授業の一部を紹介しました。
この様に、三田校では教科書の知識と自分自身での体験をふまえた上で、実際の治療を想定した演習を進めることで、実習や病院などの医療現場で活用できる生きた知識に繋がるように段階的に学習を進めていきます。


