皆さん、こんにちは!
突然ですが、「作業療法士」というお仕事を知っていますか?
私たち、作業療法士は、病気やケガ、障がいによって「やりたいこと」が難しくなってしまった人たちが、もう一度自分らしく生活できるようにお手伝いをする、医療専門職なんです。
そんな作業療法士の仕事には、「作業」を通して人々の可能性を引き出す、特別な力があります。それは、日々の活動が持つ力を信じ、人々の心と体を元気にする力です!
本校の作業療法士科では、授業で様々な「作業」を体験します。その中の一つが、この「革細工」です。

「革細工と作業療法士の仕事、どう関係するの?」
そう思った人もいるかもしれません。実は、革細工は作業療法士にとって、とっても大切な学びがたくさん詰まった活動なんです。
例えば、

集中力や段取り力を養う: 一枚の革からデザインを考え、裁断し、縫い合わせる…この一つ一つの工程には、集中して物事に取り組む力や、順序立てて考える力が必要です。

指先の巧緻性を高める: 革に刻印を打ったり、針を使って丁寧に縫い合わせたりする作業は、指先の細やかな動きを鍛えるのに最適です。これは、患者さんのリハビリテーションをサポートする上で欠かせないスキルになります。
達成感や自己肯定感を育む: 自分の手で一つの作品を完成させた時の喜びは、何物にも代えがたいものです。「できた!」という成功体験は、自信に繋がり、心に活力を与えてくれます。

「手先が器用じゃないから難しそう…」と感じた人もいるかもしれませんが、大丈夫!
私たちは革細工を通して「この作業のどんなところが、リハビリテーションに役立つんだろう?」という視点を学ぶことが大切だと考えています。
だから、器用さよりも「やってみたい!」という気持ちがあれば十分! この革細工の授業を通して、私たちは「作業」が持つ無限の可能性を学び、人々の「できるようになりたい」という願いを叶えるためのヒントを見つけます。
作業療法士は、薬や手術では届かない「心」の部分に寄り添い、その人らしい生活を取り戻すお手伝いをする、やりがいのある仕事です。もし少しでも興味を持ったら、ぜひオープンキャンパスに来て、私たちの学校や「作業療法」の魅力を体験しに来てください!

あなたも、作業の力で誰かの笑顔を創り出す未来の作業療法士を目指しませんか?
