11月3日(祝)、三田校の運動機能解析室にて、オープンキャンパスのイベント、「モーションキャプチャー」の紹介と計測実演が行われました。 「モーションキャプチャー」とは、「実際の人間の体の動きを計測し、データ化して記録すること」です。
今回ご紹介したのは、三田校が所有する計測機器「三次元動作解析システム(Vicon)」です。 この計測機器は、関節の動きやモーメント、床反力など、歩行や動作を解析する計測する機器です。
イベントでは、この計測機器が、実際にはどのような場合にどのような目的で使用され、どのような情報や記録が得られるのかということを、実際に被験者(計測される人)に協力いただき、実演を通してご紹介しました。 計測では、今まさに卒業研究でこの計測機器を使用している学生たちもスタッフとして計測実演に参加し、学生たちの卒業研究内容についても紹介してくれました。
その他にも、どのように体重がかかっているか(重心線が落ちているか)を目で見ることが出来るLASAR Postureで参加者ご自身の姿勢を見たり、卒業研究で現在学生が使用している筋電義手にも触れていただきました。 筋電義手とは、脳から体の表面におくられてくる微弱な電気信号を腕からセンサーにより読み取り、その電気信号で義手の手部を動かすというものです。今回は参加者の方々に実際に装着していただき、筋電義手を操作していただくことが出来ました。
皆さん初めて見る計測機器に興味津々な様子でした。
三田校には今回ご紹介した計測機器のほかにも様々な計測機器があります。
皆さんも三田校に入学された際には是非、これらの計測機器をつかっていろいろな実験をしていきましょう!