今年もよろしくお願いします。
神戸医療福祉専門学校の事務局です。
寒い日が続いていますね。
以前にも書いたかもしれませんが、神戸医療福祉専門学校がある新三田は山と山に挟まれた盆地地帯。夏は暑く冬は寒い。
雪は降っても積もる事は少なく、朝は道路が時々凍る、……そんな程度に寒い地域となっています。
1月15日と言えば、2022年の共通テストの1日目!
という事で、今回は勉強の話・義肢装具士科の授業の話を書いていきます。
実は色々やってました!
Instagramでは紹介していましたが、義肢装具士科では通常の授業の他にも特別講義を多く取り入れています。
秋にはエピテーゼ(人口ボディ)で有名な東京の株式会社愛和義肢製作所様の特別講義を。
なんとこの日は社長の林様にお越しいただきました!


義肢や義手も進化しており、本物と見分けがつかない義手や義足も作られる様に。
愛和義肢製作所様には卒業生も在籍しているので、卒業生達からリアルな仕事の話や職場の話も……。
エピテーゼに興味がある学生は、授業後も話を聞いていました。

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別の日には、スポーツ義足界の第一人者である、鉄道弘済会の臼井様と義足ランナーの松本様に来て頂いての講義を実施。
第一人者が語るホンモノを学びながら、パラリンピックや障害者スポーツについて、また義足ユーザーの日常について等の講義を受けました。
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パラリンピックのオフィシャルサポーターとして、選手村や競技場で修理サービスセンターや修理ブースを提供していたOtto Bock Japan(オットーボック・ジャパン)様からの講義は筋電義手について。

義手だけではなく、この日は義手を使う事の出来るモデル様にも来て頂き、どんな義肢装具士が求められているのか、これまでの体験談も踏まえての講義と実技をして頂きました。
筋電義手も、慣れるとジェンガも出来る様になる位に器用に動かす事が可能となります。

装具系の講義は実際に装着して学んでいます
義手や義足に関しては、学生達がつけてみるという事が出来ませんが、装具は出来ます。
例えば、ロボットスーツの特別講義もそのひとつでした。
この講義はブログの記事を読んだ方がいるかもしれませんね。
特別講義ではありませんが、片麻痺実習の一環として長下肢装具(太もも~足底までの装具)を装着して、使い方や有用性を学ぶ授業も行いました。


写真で使われているのはアドバンフィット株式会社様からお借りした『ADアジャストKAFO』と、パシフィックサプライ株式会社様からお借りした『ゲイトイノベーション』という装具です。
どちらも利用者と介助者双方の目線から開発されいてます。
学生が興味を示したのは調節機構。
教科書だけよりも、実際に目で見て触れてどんどん学びを深めていきます。
