こんにちは!靴業界への転職を悩んでいる社会人のみなさまへ
今回は、10年間の介護職経験を経て、整形靴職人を目指し本校へ入学された社会人学生へインタビューしてきました。
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整形靴科1年
柳谷雄さん(35歳)
前職:ケアマネージャー
介護職から一念発起。諦めかけていた「ものづくり」の道へ
前職はケアマネージャーをしており、就職してから10年が経っていました。
大学卒業後介護職に就き、ずっと人のために働いてきましたが、今後のキャリアについて迷いがあり転職を考えていたところでした。
手に職をつけたいと考え精神保健福祉士などの資格を取得する専門学校を調べていたときに、偶然整形靴科を見つけたのです。
職人だった父の影響から元々ものづくりには興味があり、高校卒業時には服飾関係の道を目指そうと思っていました。
しかし、当時は家族の反対もあり、服飾関係の仕事はあきらめ大学進学を選びました。
それ以来、ずっと心のどこかでものづくりの仕事に携わりたいという思いがあったのです。
大学進学後や就職後も職人の仕事に何度も憧れましたが、気持ちを押さえ込んでいました。
整形靴科を知ったとき、「ものづくりをしたい」という気持ちが一気に湧き上がってきたのを覚えています。
「こんな靴が人の手で作れるのか!」と感動し、すぐに入学を決めました。
同じ志を持つ仲間は財産
入学の決め手として一番の柱は専門的な知識・技術を学べることでしたが、
今は同じ志を持った仲間に出会えたというのも大きな財産だと思っています。
興味が似ていたり、いろんな趣味・経歴をもっていたり、三田校に入学しなければ出会えなかったおもしろい人たちと出会うことができました。
10代から30代まで幅広い年代が集まっているからこそ、仲間から刺激を受けることが多い毎日です。
お客様の「こんなことがしたい」を支える仕事
介護福祉の現場では、ただ症状に合わせて対応するのではなく、「どういう風に生活の質を向上するか」を考えることを大切にしていました。
整形靴でも同じだと思います。
例えば「この靴を履いて旅行に行きたい」であったり、
ただ靴を履くだけではない、その先にあるお客さまの「こんなことがしたい」を支える仕事だと思うのです。
靴をつくることで人の夢や希望を後押しできるところに、私は整形靴のおもしろさを感じています。
「ミニシューズ製作」で入学後のイメージができた!
教育訓練給付金はあらかじめハローワークへ
オープンキャンパスでは、ミニシューズ製作を体験しました。
服飾関係の趣味を持っていることもあり、ミシンを使って物をつくるのが純粋に楽しかったです。実際に物を作れて持って帰ることもでき、充実した1日でした。
入学後のイメージができたので、参加してよかったと思います。
また、教育訓練給付金を考えられている社会人の方は、なるべく早めにハローワークで手続きを確認することをおすすめします。
例えば入学後ハローワークに受講証明に行く際には授業が公欠扱いになるなど、手続きの流れを知っておくことで安心して入学準備ができるからです。
悩んでいる方は、先生と話して転職の相談にも乗ってもらえます。入試の対策もしてもらえるので、まずはぜひ学校を見に来てみてください。
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柳谷さん、ありがとうございました。
長年のものづくりへの想いと介護福祉業界でのキャリアがリンクして、整形靴科へ入学されたのですね。
今後もさらに技術を磨いていってくださいね。