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【整形靴専攻科】在校生インタビュー②~義肢装具士の国家資格を取得し、専攻科へ~

整形靴科

2018.8.19

靴作りに興味をお持ちのみなさん、こんにちは。
日本で唯一、整形靴技術が学べる専門学校の整形靴科、入学事務局です。

 

整形靴専攻科の学生にインタビュー、第二弾!!

本校の整形靴専攻科は、義肢装具士養成校卒業生、及び卒業見込み者の方が対象となります。

本校の整形靴科で1年間、ヨーロッパの整形靴マイスターから直接、
本場ヨーロッパ仕込みの靴作りの技術とデザインセンスを学ぶことができます。

整形靴専攻科のさらに詳しい情報はこちらをチェック
→ https://www.kmw.ac.jp/gakka/of/senko/

今回は本校の義肢装具士科(3年制)を卒業し、整形靴専攻科で学んでいる在校生にお話を聞きました♪
OF出澤さん

 

 

 

 

 

《プロフィール》

出澤 拓実さん

整形靴専攻科(1年制)に在学中。

長野県立岩村田高校出身。

神戸医療福祉専門学校三田校義肢装具士科を卒業し、義肢装具士の国家資格を取得後、

本校の整形靴専攻科に入学。

 

『義肢装具士科在学時の臨床実習が、靴に興味を持つきっかけに』

 最初はスポーツ義足に興味があり、本校の義肢装具士科に入学して義肢装具の基礎を学びました。そこから靴に興味を持ったのは、2年次の臨床実習での出来事がきっかけでした。

 当時の実習先で見せていただいた靴は、日常で私たちがよく目にする既製品の靴とほとんど変わらないような外見で、授業で習ってきた金属やプラスチックで構成された装具とは一線を引くような魅力を感じました。靴にそんな素晴らしいデザイン性がある一方で、その靴を作るための陰性モデルや木型が本当に正しいアライメントなのか、また、作り上げた靴が患者さんの足に適合しているのかを知る技術者はおらず、患者さんと接する現場の義肢装具士と靴を製作する技術者との間で情報共有がされていない状況を残念に思いました。

 靴は、ほかの装具に比べるとデザイン性に富み、患者さんの希望にもっとも合わせやすい装具だと私は思っています。ですが、技術者がどんなに良い靴を作っても患者さんが履けなければ意味がありません。仮にその靴が履けなかった場合、長い時間をかけて作ってきた技術者や適合に居合わせた義肢装具士は悔しい思いをすると思いますし、何より患者さんが悲しみます。

 患者さんと接する義肢装具士と実際に靴を製作する技術者間で情報共有が行われていない、もしくはできない環境だからといって、それを理由に良いものができないとは間違っても言えません。

「だったら義肢装具士が行う、採寸・採型・適合と、整形靴技術者が行う製作の両方ができる人材になる!」と思ったことが、整形靴専攻科に進もうと思った経緯です。

 

『現実的に不安を感じていた金銭面』

 入学前に一番不安に思っていたことは、金銭面です。整形靴専攻科は多忙だと聞いていたので、今まで続けてきたアルバイトを継続できる生活なのかが心配でした。

 入学して半年が経ち、現状、何とかやっていけています。

 

『三田校の整形靴専攻科に入学を決めた理由』

 三田校の義肢装具士科に在学中は、卒業したら靴を製作する会社への就職も考えていました。しかし、最終学年の年の就職説明会でとある靴職人にお会いし、「どのような考えを持って靴を作っているのか」、「患者さんが本当に必要としているものは何か」、などいろいろなお話をしているうちに、その方に強い憧れを抱きました。その方のもとで働くためには、もっと靴についていろいろと知らなければならないと思い、整形靴専攻科で学ぶことを決意しました。

 

『実習が多く、充実したカリキュラム』

 整形靴専攻科では、整形靴科1年生・2年生の授業を行ったり来たりして、基礎から応用まで幅広く学んでいます。1年生の学生と一緒の授業で学んだ基礎が、2年生と合同の授業ですぐに活用されることもあるので、身につくスピードがたいへん速いです。実習が多くカリキュラムがかなりタイトなので、1日が終わるころには毎日ヘトヘトになっています。しかし、自分の技術力の向上が実感でき、充実しています。

また、義肢装具士科で学んだ医学的知識も活かせる場面が多いと日々感じています。

OFS作業風景

 

 

 

 

 

 

『実際に入学して感じる、整形靴専攻科の魅力』

 整形靴専攻科の授業は、少人数ということもあり、先生方との距離が近いところが魅力です。先生方は製作のコツや靴に関する知識をとても丁寧に教えてくれます。また学校生活を送るなかでは、義肢装具士科在籍時にお世話になった先生方や仲の良い後輩たちとも今でもよく会話をしますし、整形靴科の1・2年生と授業を一緒に受けるので、人間関係の幅がさらに広がりました。より多くの人と関われることも、整形靴専攻科の魅力だと感じています。

 1年間という短い期間ですが、義肢装具士として、また整形靴技術者として社会に出るために、より多くの靴の知識・技術を身に付けることが今後の目標です!

 

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出澤さん、ありがとうございました!

 憧れで目標となる靴職人との出会いが、整形靴専攻科で学ぶ原動力となっているのですね。社会に出られてからの活躍も期待しています^^

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