皆さんこんにちは!
義肢装具士科入学事務局です。
2/20(土)に特別イベント「スポーツ義足製作実演セミナー」を開催しましたのでご紹介します☆
次回は春休み特別オープンキャンパス3/27(日)に開催しますので、こちらも必見です 😀
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イベント当日には、本校の授業で義足のモデルとしてご協力いただいている松本さまにお越しいただき、義足製作を行いました!講師は義肢装具士科専任教員の平松先生です。
まずは講義で義足の基本を学びます。
義足製作の工程、まずは始めに、松本さまにお話を伺いながら、どんな義足を作るか、決めていきます。実際に触らせて頂きながら、身体の状態とその方の希望する義足はどんなものか、確かめていきます。
続いては採型。義足と足をつなげる部分にあたる「ソケット」を作るための型を採ります。石こう包帯という、水で溶けて乾くと固まる特殊な包帯を使います。
型が固まるまでの時間には、松本さんにお話を伺いました。義足との付き合い方、義肢装具士との出会い、趣味であるマラソンについて。人生を楽しみ、それを支えているのが義足だと伝わってくる、とても温かいお話でした。
休憩時間には参加者の皆さんに「模擬義足体験」をして頂きました。体重をかけるのが意外と難しく苦戦されていましたが、コツをつかむと上手に歩けるようになりました!
さて、製作はここから仕上げに向かいます。先ほどの石こうで作った型を、削ったり盛ったりしながら仕上げていきます。
特殊なオープンで溶かした10mm厚の素材を型に沿わせます。これが患者様の足を支える「ソケット」になっていく訳です。
これをきれいに整え、パーツを組み立てると義足ができあがります。もちろん、組み立てて終わりではなく、ここからが大切な「適合」「修正」作業になります。実際にできたものを患者様に履いて頂き、痛みや使いにくさがないか確かめます。
実際に歩行していただき、違和感がないか、脱げてしまわないか確かめます。
微調整をして、完成です!
松本さま、ご協力いただきありがとうございました!
義肢装具士をめざす皆さん、人との関わりから生まれる製作のやりがいを感じてみませんか?
次回、春休み特別オープンキャンパス3/26(土)12:30~
で開催しますので、奮ってご参加ください♪
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