こんにちは!義肢装具士科入学事務局です。
突然ですがみなさん、本校義肢装具士科4年制が、日本で唯一、ISPOカテゴリーⅠの認定を受けているのをご存知ですか?
まず、「ISPO」って何?「カテゴリー」って何?という疑問をお持ちの方も多いと思います。
4回に分けてご紹介していくこのブログシリーズ、今回が第2弾!
第2回目の今回は、ISPOが定める教育水準、「カテゴリー」についてご紹介します!
*カテゴリーとは
世界中の義肢装具や福祉用具等を必要とする人々へのサービス向上を目的として、ISPO(国際義肢装具協会)はWHO(世界保健機構)との連携のもとで、義肢装具教育の詳細なレベル分けを行いました(1990年に原案作成、2005年より現行版)。下の表が、ISPOとWHOによる世界の義肢装具教育のカテゴリーです。
カテゴリー |
名称 |
必要年数 |
カテゴリーI |
義肢装具士 |
4年の学士(大学卒業)レベル(あるいはそれに準ずるもの) |
カテゴリーII |
義肢装具技能士 |
3年の専門士レベル(学士より下のレベル) |
カテゴリーIII |
義肢装具製作技術者 |
2年の教育、あるいは4年の実地訓練 |
もちろん国によって教育のシステムが様々なので、一概に全ての国の義肢装具教育が上の表にあてはまる訳ではありませんが、例えばカテゴリー1を取得する為には、最低でも4年間の勉強が必要である事が分かりますね。
ちなみに、ISPOのカテゴリーとは自動的に与えられるものではなく、認証を希望する学校側からの申請が必要となっています!
さて、次回は、ISPO「カテゴリーⅠ」に認定されている世界の学校についてご紹介します。
次回もお楽しみに 😉
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