神戸医療福祉専門学校三田校 言語聴覚士科の今岡です。
■ はじめに
今日は、失語症の方にご協力いただき、学生たちがコミュニケーション支援の学びを深める授業を行いました。
まずは、活動の雰囲気を少しだけご紹介します。

■ 1.まずは「観察」から
学生たちは最初に、失語症の方と教員(今岡)のやり取りを観察し、「どんな工夫があるのか」 を丁寧に見ていきました。

■ 2.いよいよ学生自身が「実践」へ
観察で得た気づきをもとに、学生たちが実際にコミュニケーションを行いました。
● 書字を使ったコミュニケーション

● 視覚教材(地図)を使ったやり取り
地図を使って場所を確認したり、学生が説明しながら相手の理解を確かめたり、さまざまな工夫が見られました。

● 食べ物カードを使った語彙理解

■ 3.フリートーク(好きなもの紹介)

学生が自分の好きなものを紹介し、失語症の方がそれに反応してくださる場面もありました。共感のやり取りが生まれ、自然な笑顔が広がります。失語症の方も、ご自身の好きな食べ物を絵で描いて伝えてくださいました。学生はその表現を丁寧に受け取り、温かいやり取りが続きました。

■ 4.言語聴覚士にとって『フリートーク』とは?
言語聴覚士にとってフリートークは、単なる雑談ではありません。相手の『生活の中のコミュニケーション力』を知るための大切な評価のひとつです。
フリートークでは、
• 相手がどんな話題なら話しやすいか
• どんな場面で伝わりにくさが出るか
• 表情・ジェスチャー・視線など、非言語的な情報
• 相手のペースに合わせた関わり方
こうした『生活に近いコミュニケーション』を観察できます。
つまり、フリートークは「その人らしい生活」を支えるための第一歩なんです。
1年生のうちからこの経験ができるのは、神戸医療福祉専門学校三田校言語聴覚士科の大きな強みです。
■ 5.今日の学びを通して
学生たちは、「知る → 練習する → 実践する → 振り返る」
という流れを丁寧に積み重ねながら、確実に成長していきます。

🎓 高校生のみなさんへ
言語聴覚士は、「ことば」を支えるだけでなく、その人の生活や気持ちに寄り添う仕事です。
神戸医療福祉専門学校三田校では、実際に人と出会い、話し、感じることで、教科書では学べない深い学びが積み重なります。ぜひオープンキャンパスで、学生たちの温かい雰囲気や、学びのリアルを体感してください。