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【パラリンピック②】修理サービスセンターにいます!/唐内

義肢装具士科4年制

2021.8.31

こんにちは!義肢装具士科教員の唐内です。
神戸医療福祉専門学校で義肢装具士科の教員をしています。

前回の記事は、パラリンピックの修理サービスセンターに参加する前でした。
▶▶ 前回の記事はコチラ

私は8月29日よりOttobock.(オットーボック)というドイツの義肢装具会社が開催しているパラリンピックの修理サービスセンターに参加しています。
今回は修理サービスセンター内の事をお伝えします!

パラリンピックの舞台裏――義肢装具士と修理サービスセンター


8月29日は選手村、8月30日はパラリンピック競技会場内で修理サポートを行いました。
いろんな国からオットーボックファミリーとして東京に集まり、チームを組んで様々な依頼に対応しています。

これが選手村の修理サービスセンターです!


初日(8月29日)の選手村の修理サービスセンターでは、車いすに関わる依頼が多くありました。

競技用ならではの車椅子。こういった競技用のものを修理していきます。

選手からの依頼を想定しOttobock.が最大限事前準備していますが、その想定すらも超える多様な依頼がパラリンピックの選手村では起こります。
それに対しチームで知恵を出し合いながら最大限の修理サポートを行っており、その姿は義肢装具士の私から見てもめちゃくちゃかっこいいです!!

英語を中心とした様々なコミュニケーション、義肢装具や車いすに関わる最高峰の技術を目の当たりにし、私ももっと学ばないといけないなと感じました。

= = = = = =


2日目(8月30日)のパラリンピック競技会場では、今まさに選手が出場をする為に待機するバックヤードにOttobock.のブースがあります。
すぐ隣にはフィールドへの入り口もあり、パラリンピックの熱気や緊張感がビシビシと伝わってきます。

こちらでは多くの依頼があるわけではありません。
義肢装具や車いすに関するトラブルがなく試合に臨めている証拠ですね。
義肢装具士が出場ぎりぎりまで控えている事で、アスリートが少しでも安心して全力を発揮出来る……そうなっていればとても嬉しく思います。

まだまだ、始まったばかり。
これから最終日の9月5日まで、引き続き頑張っていきます!!

オットーボックファミリーと。この写真に写っているのはフランス、アメリカ、韓国、日本!

ottobock. 東京2020パラリンピックホームページはコチラ▲

義肢装具士の仕事やなり方をもっと知りたい時はコチラ

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