グローバルな視野を持った義肢装具士を目指す、 神戸医療福祉専門学校三田校
8月25日から8月27日にかけまして、アメリカからステファニー先生、ライアン先生をお招きし、本校を会場にNU-FlexSIV Socketのセミナーを開催致しました。
NU-FlexSIV Socketとは
そもそもソケット(Socket)とは、義足の上の方から切断した足を入れる部分を指します。その中でも、このNU-FlexSIV Socketは、従来より浅い、お尻周りまで覆わないトリミングラインでかつ高い適合を得る革命的なソケットです。とてもシンプルに整理された理論で患者さん、義肢装具士双方に大きなメリットがあります!
参加されたのは、現職の義肢装具士
今回のセミナーに参加するのは、本校の卒業生を含む今現場で活躍する義肢装具士の方々です。このように業界での技術講習会の場としても本校は提供することが多いんです。学生はスタッフとしてサポートして頂きました。
セミナーの日程は、
1日目は採型、モデル修正
2日目は適合、歩行
3日目はディスカションでした!
2日目の適合では、理論に則り製作すると、トリミングラインが低くても、十分に体重をかける事が出来ました!これには、本校の澤村校長もびっくり><
適切なライナー選択、チャートに沿ったモデル修正、バキュームによる吸着などなど、研究成果と技術を適切に組み合わせることによって、坐骨支持をしなくても体重がかけられるようです。
大腿義足の適合において難しい坐骨周りの問題から開放されたという事に皆様喜んでおりました。
また、セミナー参加者皆様が十分な歩行ができるソケットの仕上がりとなった事はすばらしいですね!!
この度のNUソケットセミナー、ご参加頂いた皆様、ご協力頂いたモデル様の方々誠にありがとうございました!
今後に繋げていく為に、三田校は積極的にセミナーを開催していきたく思います。
その折には是非ともご参加下さい。
学生スタッフも3日間ありがとうございました。皆様がいないと成り立たなかったと思います。皆さんにとっても、間近で世界の技術に触れる事ができて、貴重な経験になっていることを願います!
グローバルな活躍を目指すことのできる義肢装具士。
気になる方は、どんな職業か1度確認してみませんか。