こんにちは!義肢装具士科です。
現在、春休みに入っている義肢装具士科。
春休みを迎える前に、初めて義足を完成させ、患者さまに適合する実習がありました(^^)/
ソケットの製作
まずは、製作の様子です。
ここでは、義肢を製作するうえで最も重要な切断部分と義足の接触部分であるソケットを製作しています。
ソケットの適合は、義足の履き心地の良さを左右する部分といっても過言ではありません。
ソケットは様々な材料、工程を得て製作します。そのため、正確な方法と緻密な設計が必要となり、製作ノートを見ながら全員が集中して作業をこなしています。
義足ユーザーにお越しいただく「適合」の授業
この製作を経て、適合がありました。
実際に、製作の前にも下腿切断者のモデル様に来校していただき、足の型採りを行っていました。
その時に得た情報がしっかり製作した義足に反映できているか、確認を行います。
不安と緊張感の中、初めて製作した義足で歩いてくれる姿は忘れることはないと思います。
義足の外装を削る工程
最後には、義足の外装の削り作業がありました。
外装とは、義足の最後の工程で骨組みだけの義足にフォームカバーというスポンジを足の形に削る作業です。
前半組み、後半組みと2班に分かれて、粉まみれになりながら一生懸命理想の足を目指して削りました。
最後は教員からの景品をかけたコンペティションを行いました。
前半組み、後半組みでの優勝おめでとうございます★
義足を初めて完成させることは、難しかったと思いますが、きれいな足の形になっています!!!!
前半組
後半組
今回の実習で学んだことを活かしてこれからも実習に取り組んでほしいですね。
皆さん、お疲れ様でした!
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いかがでしたか?
本校の義肢装具士科では、現場を想定した製作実習が豊富に揃っています。
1年生では、ご紹介したように、義足(膝下)を製作しましたが、今後、より難易度の高い義足や義手、装具など製作していきます。
ものづくりで人の役に立ちたい、と思っている方、ぜひ一度本校の義肢装具士科を見に来られてくださいね!お待ちしています(^^)/
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