神戸医療福祉専門学校三田校 言語聴覚士科の今岡です。
最近、TVドラマやSNSでも話題の『手話』。「やってみたい」「気になる」 という高校生も増えています。
神戸医療福祉専門学校三田校の言語聴覚士科では、公益社団法人 兵庫県聴覚障害者協会 理事 嘉田 眞典(かだ まさのり)先生を講師にお迎えし、今年も手話の授業を実施しました。
🏫 手話授業は「年間10コマ」

実は、手話をここまでしっかり学べる言語聴覚士養成校は多くありません。
神戸医療福祉専門学校三田校では、2年生の前期5コマ+後期5コマ=年間10コマ をかけてじっくり手話を学びます。兵庫県内の養成校でも、ここまで体系的に手話を学べる学校はほとんどありません。
なぜ本校は手話に力を入れているのか。それは、聴覚障害のある方々と円滑にコミュニケーションを図り、より幅広い支援ができる言語聴覚士を育てたいからです。
👂 ① まずは「聴覚障害」について知るところから

授業の最初は、聴覚障害のある方が
• どんな場面で困りやすいのか
• どんなコミュニケーション手段を使っているのか
• どんな工夫をしながら生活しているのか
を、嘉田先生が実体験を交えて教えてくださいました。

学生たちは
「聞こえない世界ってこうなんだ…」 「表情を見ることが大事なんだ」
と真剣に耳を傾けていました。
👋 ② あいさつ・気持ちを表す手話を学びました

今回の授業では、「おはよう」「ありがとう」「ごめんね」「元気!」といった定番の挨拶や、感情を表現する「うれしい・かなしい」などの気持ちを表す手話について学びました。
手話には
• 山や家など「形」から生まれたもの
• 漢字の形からできたもの
• 歴史的な由来があるもの
など、さまざまな種類があります。嘉田先生は、似ている手話を組み合わせながら「どうしてこの形になるのか」を丁寧に説明してくださり、学生たちも 「覚えやすい!」 「意味が分かると楽しい!」と大盛り上がり。
さらに、ペアで練習する時間が多いため、自然とクラスの雰囲気も明るくなり、友達との距離もぐっと縮まります。「一緒に覚えるのが楽しい!」という声も多く、生活面の安心にもつながる授業です。
🤝 ③ ペアワークで「伝える力」がぐっと伸びる
授業の後半は、学生同士で手話を使った会話練習。
• 声を出さずに自己紹介
• 気持ちを表情で伝える
• 手話だけで1分間の会話チャレンジ
最初はぎこちなかった学生も、だんだん相手の表情や手の動きを読み取れるようになり、教室は笑顔でいっぱいに。
「伝わった!」
「今の分かったよ!」
そんな声が飛び交う、あたたかい時間になりました。
🌈 ④ 手話の学びは「実習」にもつながる

手話の授業は、ただ技術を覚えるだけではありません。
• 相手の気持ちを想像する
• 表情から読み取る
• 自分の伝え方を工夫する
これらはすべて、
医療・教育・福祉の現場で求められる力。
言語聴覚士は、ことば・聞こえ・コミュニケーションを支える専門職。手話の学びは、その原点に触れる大切な時間です。
神戸医療福祉専門学校三田校では、「当事者理解」と「実践的なコミュニケーション力」を育てるために、専門家から直接学ぶ機会を大切にしています。


🌱 ⑤ 高校生のみなさんへ
手話を学ぶと、「伝えるって楽しい!」という気持ちが自然と生まれます。そして、人の気持ちを受け取る力が育ちます。これは、言語聴覚士を目指す人にとって大きな武器。そして、あなたの未来の患者さんを支える力にもつながります。

「手話に興味がある」
「コミュニケーションの仕事がしたい」
そんな方は、ぜひオープンキャンパスで手話体験をしてみてください。あなたの『伝える力』が、ここから広がります。