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【靴工房探訪記Ⅱ】開業準備、何から始めた?吉田先生の場合~後編~

整形靴科

2020.12.28

こんにちは!入学事務局の畑です。

前回の『【靴工房探訪記】開業準備、何から始めた?吉田先生の場合~前編~』のつづきです👞

セントラル フットウェア サービス:https://cfs-shoes.com/

 

吉田先生が整形靴技術者になろうと思ったきっかけや、工房を持とうと決めたときの気持ちなどを知りたい方は、先にこちらのブログを読むのがおすすめ!

(画像をクリックするとリンク先の記事がご覧いただけます)

📝一気に機械も揃えて、いよいよオープン。お店にはどんなお客様が来られるのですか。

 店をオープンしてもすぐに自分のお客さんがいるわけではなかったから、最初はミシン仕事などを下請けでやりながらのスタートだった。今はイベント出展などを通して知ってくれた人が来てくれたり、また別の人を紹介してくれたりして少しずつ輪が広がっている。最近は、今まで整形靴を履いていなかった方に靴を提供することも増えてきた。それまでは柔らかい既製の靴で凌いでいた方も、足に合った靴を履くことで足の痛みが減り歩く距離が増えてきたと大変喜ばれている。

 

🏠ここからは、お店のこだわりをじっくりご紹介します。

 

 店舗の雰囲気については、工務店にお願いしてこだわりを詰め込んだ。 自宅兼お店のあるこの土地は、両脇に山、間に谷という地形で、真ん中をまっすぐ風が通り抜けるから、正面に窓をつけた。

窓を開けるととても風通しがいい。

風の通り抜けた先には沖縄から取り寄せた花ブロック。奥の自宅にも風が吹き込むように。
窓ガラスには、真鍮箔(しんちゅうはく)が押してある。掠れ具合もポイント。

 

パブミラー。実際に昔パブに飾られていたビンテージもの。

こちらは扉を開くとダーツが登場。アメリカンビンテージ。

 

番地プレートは、ハワイに行ったときにわざわざ購入したもの。

📝これらを実現するためには、費用の工面が大変そうですが…

 お店作りには費用がかかるので、開業時には200万円の創業補助金を活用した。申請をした年は国の予算も大幅に下がったが、採択。その後も持続化補助金の50万円を利用して看板を描いたり、本当に好きなものに囲まれるお店が徐々に出来上がってきた。

 そもそも、自分で靴を作ってお客さんに提供したいな、という思いでお店を始めたけれど、ずっと続けていた教員として学生を教えることも好きだからやめられない。今も、学校で教員の仕事も続けているけど、どちらもやりたいことだから、本当に好きなことをさせてもらっているなと思う。

 学生のときに教えてくれていた先生は本当に靴が好きな人で。そんな先生から教わっていたから、授業がとても面白かった。マイスターも、15年前はまだ今より日本語が少ない(笑)。僕も英語が話せないから一生懸命コミュニケーションをとった記憶がある。一緒にお昼ご飯を食べたことも良い思い出。そんな学生時代の思い出があるから、これからも靴が好きな気持ちを大切に、学生に向き合って教えていきたい。

ここまでお読みいただきありがとうございました。実際に見ていただきたいほど素敵な空間でした✨もしご興味があれば、お店のある多可町を訪れてみてくださいね!(セントラル フットウェア サービス:https://cfs-shoes.com/

三田校 整形靴科では、学校見学会を開催中!

とくに、「実際の靴作り風景を見てみたい!」「吉田先生の授業を直接見たり話を聞きたい!」という方は、ぜひ平日の学校説明会へお越しください。年始は1/7(木)・1/13(水)・1/14(木)に開催!

校内を見学していただき、靴製作の際に使用する設備や教室を見ることができます。また、ご要望に合わせて個別相談や学費相談もしていただくことが可能です。

▼詳しい日時や内容は下の画像からチェック✨または、ご都合のよい日時を直接お電話か公式LINEアカウントよりご相談ください。

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