寒い冬からあたたかな春になりましたね。
桜が咲いているのを見て、春を実感している方も多いのではないでしょうか?
昨年の4月から始まった、『ゼロから始まる靴作り!授業レポート』も今回の記事が最終回です!
前回のおさらい! 整形靴が出来るまでのステップ!
機能性とファッション性を求められる整形靴。
その作り方は大まかに以下のステップに分かれています。
①採型・計画
⇒ゼロから始まる靴作り!授業レポート~採型編~
②木型製作
⇒ゼロから始まる靴作り!授業レポート~木型製作編~
③フットベッド(中敷き)製作
④仮あわせ
⇒ゼロから始まる靴作り!授業レポート~フットベッド&仮合わせ編~
⑤型紙デザイン
⑥裁断
⑦縫製
⇒ゼロから始まる靴作り!授業レポート~アッパー製作編編~
⑧つり込み
⑨底付け
⇒ゼロから始まる靴作り!授業レポート~つりこみ・底付け編~
⑩仕上げ
⑪適合
前回までで、アッパー(製甲)と靴底をつけ、靴の形となりました!
授業や作業の様子をご紹介!
まずは靴の中に入っている木型を抜きます!
木型に沿って靴を作っているため、木型はなかなかな抜けない事も……。
靴から木型を抜く事が出来れば、ブラシ掛けを行いワックスで靴を磨いていきます。
靴馴染みを良くするため、まずは指で塗り、
次に布を使って塗っていきます。
丁寧に塗り込むことで、革は少しずつ光沢を帯び美しく輝き始めます。
磨き方によっては、まるで鏡の様に周囲が映り込む程に磨ける事も。
靴の手入れが終わると、患者様やお客様にお渡しする前に、作った靴が足に合っているか確認を行います。
最後の適合で確認が終われば完成です!
適合から始まり仕上げまで、主に11の工程を経て整形靴は作られていきます。
1年を通し、整形靴科の授業と靴製作の流れをご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
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整形靴科について詳しく知りたい時はコチラのページもおすすめです♪
4月からは整形靴科ブログでは、新しい企画が始まりますのでお楽しみに!